一年間10万円つくる、食べる、もてなす365日全記録 (KODANSHA SOPHIA BOOKS 楽 4-3)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 28
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062099677

感想・レビュー・書評

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  • 著者の食日記を書籍化しただけの本。しかし365日分集まると読み応えがある。しかも気軽に読めて、いろいろとヒントもある。

  • 穀類と野菜、魚が多い食生活、魚のアラや野菜の屑を捨てずに活かす食生活を提唱し実践している魚柄仁之助が、365日の食べたものを主軸にして好き放題語った雑記帳だ。
    この人の「飄々とした風に見せているところ」「紳士な無頼(矛盾するけど)を気取っているところ」が好ましい人は面白いだろうし嫌いな人は鼻につくだろうな、という独特の語り口で、自分の食生活を語っている。
    一年間10万円、というのはこの本が出た当時の物価のことや、貰い物が多そうな著者の状況があれば確かにありかもなぁと思う。
    こういう考え方もありだよね、という気持ちになる。

  • (リリース:淳子さん)

  • 魚柄さんの本を最近図書館で借りるけれど、その中で一番好きかも。
    レシピがざっくりと載っているだけなので、レシピ本としては料理初心者には物足りないというか・・・不親切というか(笑)
    だけど、毎日の生活の中で料理と向き合う様子がよく分かる本なので一番好きかな?と感じました。
    私今一番知りたいのは、女優やアイドルの毎日ではなくて、魚柄さんの朝起きてからのタイムスケジュールだったりします。
    それを参考に、自分の生活を直していきたい。
    もっともっとメディアに取り上げられたらいいのに~~~!!!

  • 美味しそうなレシピに豊かな交友.これを読む間,たくさんごはんを作ったです.それにウオツカさんみたいに自然に人にご飯を作ってあげられたらいいな.ただ九州弁を読むのはつらかったですよう.リズムがわからないし,文字面もあまりにもひらがなが多くなるので,見るのも飽きてくる.初期のころは九州弁使ってなかったよなあ...

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著者プロフィール

1956年、福岡県生まれ。食文化研究家。著書に『国民食の履歴書――カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが』『刺し身とジンギスカン――捏造と熱望の日本食』『台所に敗戦はなかった――戦前・戦後をつなぐ日本食』『昭和珍道具図鑑――便利生活への欲望』(いずれも青弓社)、『食育のウソとホント――捏造される「和食の伝統」』『食のリテラシー』(ともにこぶし書房)、『食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵』『食ベ物の声を聴け!』(ともに岩波書店)、『冷蔵庫で食品を腐らす日本人――日本の食文化激変の50年史』(朝日新聞社)など。

「2023年 『幻の麺料理 再現100品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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