DIVE!!(1) 前宙返り3回半抱え型

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2024
感想 : 303
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062101929

感想・レビュー・書評

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  • 私になかった時代。
    それは、選ばなかったのか、選べなかったのか。

    「失ってみて初めて大切だと分かる。」
    「失ったらなんとなく大切だったような気がした。」

    私はどっちだったのだろうか。
    人の心が見えないことが怖い。
    自分に向けられていた人の心を失ったことが悲しい。

    選ばなかったのか、選べなかったのか。
    選ばれてしまったのか。
    そして自分はそこから除外された。

    時間は戻らない。

  • 久しぶりの再読!
    ノー・スプラッシュがなぜかとても印象的だったなぁ。

    プールが舞台の本ということで、暑い夏にオススメしたい一冊。

  • 魅力的なキャラクターたちがたくさん。飛び込みというマイナースポーツを舞台にした青春物語。

  • ヤングアダルトの年代向けの本です。1.4秒の間で勝負が決まる、時速60キロで高さ10メートルからプールへ飛び込む競技の世界。3人の少年が主人公のオススメ小説です!

    熊本学園大学:チョコ棒

  • スラスラ読めて読みやすかった!
    飛び込みなんて興味なかったけど
    この本を読んで変わった☆
    2が楽しみです

  • 青春時代のキラキラした感じがとてもよく伝わってきた。
    飛び込みというなかなかない観点からの本が初めてでわくわくした。

    とても読みやすく、一気に読める本だった。
    それだからか、もっとしっかり読みたい人にはお勧めはしない。

  • 高校生の時にはまりました。
    タイトルに負けない、疾走感と力。
    同年代だから感じたリアル感と事件や悩み。

    1,8秒の青春がここにある。

  • ずっと読もうか迷っていたうちの一冊。飛び込みというマイナーなスポーツを通して青年の成長を描く、かなり多くの人に愛されている本だと思う。森さんのストーリーは読んでいてハラハラするというよりも、軸がはっきりとしているので何か迷った時は読みたくなる。このDIVEもまるでスポーツ漫画を読んでいるような感覚に陥った。何かにはまってうわあってなるの、うちは結構好きだ。

  • 昔読んだ本。
    躍動感溢れるお話だったような。
    もう一回読みたい!

    たしかもう一人の男の子の名前が"飛沫"で
    印象に残ってます(笑)
    違ったらごめんなさいm(_ _)m

  • 一瞬が、こんなにも長く長く感じられるのなら
    人生はもっともっと豊かになる。
    人工プールに、ざわめくはずの無い波の音が聞こえる小説。

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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