生まれる森

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1295
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062122061

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり読みやすいし、すらすらと読める。なんかぐさっと?っとくる感じが。
    (2005.3.27読了)

  • 読みやすい自然と体の中に受け入れられる文章がとても好き。内容にとても共感できる部分が多くて色々と考えた。

  • 島本理生第3弾!!

  • 200508
    主人公は高校生の頃の恋愛を引きずっている大学生の女子。
    その大学生の夏休みの出来事を心の変遷を淡々と。最後までこの女子のイメージがわかなかったな。
    歳が離れた人を好きになったことがなければ、好きでたまらない人と別れた経験もないおいら。苦しくなる恋愛ってどんな?未熟でスマン。さらっと読了。

  • ダルい。

  • ナラタージュを読んだ後、この作品を読んだけど、構成が結構似てて、面白くなかった。
    作成はこの作品の方が一年前にできてるんだけど。

  • 若くて自分の気持ちを整理できなくてモヤモヤとしている頃。苦い恋を思い出させてくれる一冊です。
    読む時期によって感じ方が変わるかと。わたしはちょっと懐かしいという気持ちが湧きました(苦笑)

  • 島本理生は“5年後10年後にどんな作品を書いているのか?”とっても興味深い作家である。
    <br>詳しい感想は<A HREF="http://torakichi.jugem.cc/?eid=36 ">こちら</A>

  • 小田急線経堂駅。

  • 喪失と再生、複雑な家族の感情、そして暖かい愛の物語。

  • 初島本理生。レビュー見ていると「リトル・バイ・リトル」を先に読む方が良かったのかなーって思ってしまいますが、まぁそんなことは個人の自由か。えと、結構色んな人が指摘しているけれど、あたしも第一印象綿矢りさを思い出しました。というのは綿矢りさを先に読んだからなんですが。でも、個人的にこちらの方が好き。綿矢りさが「綺麗で完璧な表現」を小さくしか使えていないのに対して、島本理生は「綺麗でありふれた表現」を全体にうまく使えてる気がした。単調で日常的なことを題材にした小説は、読み手によって感じ方が全く変わってくると思うけど、あたしはこの小説に出てくる細かい心理描写にすごい共感出来るものがあって、好きだなーと思いました。
    余談ですが雪生さんのお母さんが自分の母ともろにかぶってしまいました(爆)

  • 島本理生体験2回目。ここが好き。<br>
    >「自分が他人を幸福にできるなんて発想は、そもそも行き過ぎなのかもしれないよ」<br>
    >「幸せにしたいと思うことは、おそらく相手にとっても救いになる。けど、幸せにできるはずだと確信するのは、僕は傲慢だと思う」<br>
    あとなんだっけ、一緒にいて10年先の約束もしたいひとと、今すぐ世界が終わっちゃえば良いのにって思うひと、ってところ。
    <div align=right>(04.12.20 読了)</div>

  • 島本理生さんが気になってたから。キレイっていうか、自然と心に入ってくる書き方かなぁって感じた。

  • 修学旅行の前に買ったから4月か5月に買った本。芥川賞候補の作品だったんだけど、130回芥川賞の作品よりスキかも。なんかある度に読んでる気がする。なんか不安なことがあると睡眠にでるところとか、主人公となんとなく自分がかぶってたりするからなのかもしれないけれど。キクちゃんみたいな人が側にいたらいいのにな。っていつも思う。

  • 芥川賞が話題になった時に、綿矢りさと、金原ひとみと並んで話題になった島本理生の本。あたしは読みやすくて好きです。

  • 皆、にくめない人ばかり。

  • 保留。

  • 淡々と始まり、淡々と終わった。主人公に好感は持てなかったけれど、キクちゃんは良いキャラだなあと思いました。この本では島本さんのファンにはなれなかったけれど、もっと代表作とかも読んでみたいと思います。

  • 流れる水のような物語。文章も雰囲気もシンプルで淡々としていますがじわりと心にしみます。

  • ☆☆☆☆
    <br>
    とてもつぼにくる恋愛小説だった。日常を淡々と。恋の息苦しさを深い森に入ることに例えていたが、作者はあとがきで誰もが必ず森から出て行くものだと言ってたのが印象的だった。そんな話だった。
    <br>
    印象に残ったセリフ
    <br>
    「私はあの人に幸せになってもらいたかったんです。眠る前に新しい朝が来ることを楽しみに思うような、そんなふうになってもらいたかった。けど私には無理だった」
    <br><br>
    「幸せにしたいと思うことは、おそらく相手にとっても救いになる。けど、幸せにできるはずだと確信するのは、僕は傲慢だと思う」
    <br><br>
    誰かを救いたいと思うこと。その相手の手を放すか、それとも掴むかの一瞬の違いが恋愛の残酷さでもある。

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。その他の著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『七緒のために』『よだかの片想い』『2020年の恋人たち』『星のように離れて雨のように散った』など多数。

「2022年 『夜はおしまい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島本理生の作品

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