普通の人がこうして億万長者になった- 一代で冨を築いた人々の人生の知恵
- 講談社 (2004年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062122740
感想・レビュー・書評
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他人より、少しだけよく働く。
少しだけ、多く考える。
少しだけ気配りをする。
このような毎日の積み重ねが10年、20年後に大きな差となって
帰ってくる。
アンテナの感度や精度を上げるには、勉強しかない。
時代の流れを読む。億万長者が勉強熱心であり、様々な人と
オープンに付き合うのは時代の流れを感じるため。
生徒の準備ができていると、先生が現れるのだそうだ。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【もくじ】
序章 日本の億万長者とはこんな人々
第1章 自分が大好きで、人に喜ばれることを仕事にする
第2章 ミリオネアメンタリティーを身につける
第3章 幸運を引き寄せる
第4章 危機を乗り越えて進む
第5章 周囲から応援される人になる
第6章 メンターから学ぶ
第7章 パートナーとの信頼関係が富を生む
第8章 子供に様々な経験を積ませる
第9章 長期的な視野を持つ
第10章 信念を持って決断する
終章 幸せな億万長者への道―お金と健康的につきあう
【書評】
億万長者になるには「誠実であること」「勤勉であること」「健康であること」「人との縁を大切にすること」「人から応援されること」「そして運をともなうこと」など、至って単純な事がかかれています。
実際に億万長者の働きぶりをこの目で見たことがありますが、本当に上記の内容が実践されていて『なるほどなぁ~』と納得させられる点がいくつもあります。
まずは人柄(自分なりの価値観や道徳を併せ持つ)ありきで、そして誰よりもパワフルで仕事に精を出す。その結果、人からも信頼され実績が伴う。そうすると自然とお金が集まってくるという流れが実現されるようです。 -
読了
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日本人を億万長者と「普通の人」に分けて書いているのが面白かった。
日本の中で億万長者は一握りだけど確実に存在していて、
それ以外の人は、「普通の人」。
今の日本の格差は、こういう二分化がされていると私も感じていた。
(少なくとも私の周りでは)
現在、一般庶民(普通の人)の私も、普段からテレビや雑誌で見る億万長者の人をみて「私と何が違うのだろう」と思っていた。
その「億万長者タイプ」の人たちの共通点が分かりやすく分析されている。
億万長者の考え方が面白いというよりも、普通の人と億万長者の考え方の差が興味深かった。 -
億万長者からのアンケートを分析した結果。
自分が好きで人に喜ばれる仕事をする -
日本人の実際のインタビュー結果が参考になる。
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金持ちの共通項が分かりやすく明記されている
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億万長者になりたければ、億万長者について知らなければなりません。その条件がここに示されています。
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本田健が億万長者へのアンケート結果を元に統計的に日本の億万長者像を描く。
成功する人物像を示す。 -
おそらく日本で初めて、億万長者の人達から大規模なアンケートをとって集計した本です。お金持ちへのなり方もたくさんの道があり、各自考え方が全く逆の人もいたりで非常に面白かったです。今の自分の状況や、周りの応援してくれる人達がいれば一代で富を築くのはそう難しくはないなと改めて思いました。アメリカの方で1997年に出た「となりの億万長者」と言う本も読みました。情報が古いのと多少読みにくい感じがありましたが、このレビューの本の前に読んでいたので参考にはなりました。
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筆者が実際に数々の億万長者にインタビューして得た内容を元に書かれた本。「日本の」金持ちの実体が見える。結局は「人間性」だ!