天使がいた三十日

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 265
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062129640

感想・レビュー・書評

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  • ぼろぼろ泣きました。
    喪失から立ち直っていくというどこにでもありがちな話だけれども、感動的です。

  • またまた恋愛、しかもファンタジー入ってる
    新堂冬樹は路線変えか?!

    「私が先に死んだなら、雪の降る日にあなたの前に現れる
    クリスマスの日の雪に・・・」

    妻を不慮の事故で失い、生きる気力をなくしていた男のところへ
    クリスマスの雪が降る日に現れた犬、マリー

    雪に犬?・・・・・忘れ雪??
    なんて思いながら読んでいたけど、
    こちらはファンタジーで心が温まるお話。
    まんまと新堂さんの作戦にはめられてしまい
    泣いてしまった・・・・・

    新堂冬樹のノワール作品が好きな読者には
    もの足りないだろうが、
    昨今の純愛モノが大好きな層にはたまらないかも。
    私は後者の方なので(ノワール作品も好きだが)
    わりとよかった。
    でも、どうにも泣かせるために
    必死に作られたような感が否めない。

  • 表紙のカバーのデザインが気に入って読んだ。

  •  装丁がいいと思います。曇った窓に手で字を書いたという感じをだしたかったのではないかなと思います。<br>
     話は「忘れ雪」と同じく犬が重要なポイントとなっています。愛する妻に先立たれ人生に失望していた時、妻が宿っているかのような行動をするマリーとの出会いが書かれています。よくある話に思えました。

  • 新堂冬樹さんの小説が好き☆

  • 表紙と題名に惹かれて読んでみました。支えがないと生きていけない主人公がなんだか私に似ていて、共感したり、勇気が出たり。心温まる一作でした。1日で読んじゃった。

  • 外道的な小説で有名な新堂さんの本を読みました。マリー・・・ううう。

  • 友哉のマリーに対する愛情が溢れてて読んでいるとこっちまで温かい気持ちになれました。人間のエゴで行われる動物虐待。
    マリーも虐待されていました。
    人間に対する恐怖心を植えつけられたマリーに、人間への信用を取り戻そうとする友哉。
    言葉は交わせなくても心で通じ合えるんですよね。
    友哉がマリーを動物扱いしていない所に優しさを感じました。

    夏乃とマリー。
    この奇跡を信じたいと思えるような愛情溢れる作品でした。2005.08.02読了

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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