新世界より (上)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062143233

感想・レビュー・書評

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  • この世界観を作り上げられることが本当にすごすぎると思った。
    読み進めるのが少し怖かったが、そんなことよりも早く先が知りたい好奇心がはるかに上回った。

  • 昆虫や小動物の説明がダラダラ長くあまり好みではなかった。

  • かなりおもしろい……下巻へ

  • ファンタジー的な話なので、他の貴志祐介作品に比べると、物語前半が世界観についての記述が多く、少しダレた。ただその分、読み終わった後に、その世界の在り方のようなものが印象に刻まれる。
    全体的にはいつもの(?)貴志作品らしく、中盤に嫌な事件と不穏な伏線があり、クライマックスに息もつかせぬ展開が待っている。

  • 開きたくなかった扉を開けてしまった、心地悪い余韻に浸っています。
    わたしの中の「実写化してほしくない作品」ダントツ上位の名作です!
    「ハダカデバネズミ」についての詳細が知りたく、居ても立っても居られなくなりました!

  • 神だと信じる人間は実に恣意的な存在だと思わされる話。

  • 読めば読むほど続きが気になり、先が読めないのが良い。面白い。一気に読んでしまった

  • こんなに先が気になる話はなかなか無い

  • *おすすめコメント
    「偽りの神に抗え。」 これはこの小説がアニメ化されたときのキャッチコピーです。 内容を端的にかっこよく表す秀逸なコピーだと思っています。 小説の舞台は現在から1000年後の日本、人類が「呪力」と呼ばれる超能力を持つ時代。 のどかで平和に見える世界の隠された歴史を知ってしまった主人公たちの葛藤や命をかけた冒険が描かれます。 彼らの葛藤をどう受け止めるか、彼らの判断は正しかったか、身近に似たことは無いか、ぜひ読んでいろいろ考えてみてください。

    *OPACへのリンク(所在や貸し出し状況を確認できます)
    https://libopac3-c.nagaokaut.ac.jp/opac/opac_openurl?kscode=018&ncid=BA84788815

    推薦者:職員(射水キャンパス)

  • 1000年後の超能力を持った人類(日本人)のファンタジーな世界観が良い。便利な力が凶器にもなる危うさ・怖さがある。最後の結末は予想できず、良くできている。ボリュームはあるがお勧め。【満足度95点】

  • 子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは―。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。

  • 最初は辛かったけど
    だんだん読みやすくなってきた!
    下巻へ

  • あんまりSF好きじゃない気がするけどそれでも面白かった。想像が楽しい。

  • 圧倒的なスケール、世界観で読んでいると物語の世界にどんどん引き込まれます。
    完成度がめちゃくちゃ高い。
    そして貴志さんらしい背筋がぞっとするようなエピソード、場面が多々あり全く期待を裏切りません!
    今まで読んだどの本よりも間違いなく一番といえる作品です。

  • 小野不由美氏の十二国記シリーズを読んで、ファンタジー小説(異世界物、冒険物)に完全にはまってしまった。なのでネットで調べると、この『新世界より』と言う作品が上位にあったので読んで見る事にした。すごい!長い!ひたすら長い!でも面白い。今まで読んだ作品の中でもおそらく最高の作品だ。最初は少し意味がわからず、面白くもなさそうだったが、途中から加速度的に、面白くなる。しかも時代背景や流れなどが大変細かい設定だ。とにかく途中から引きこまれて、あっという間に読んでしまった。上巻のは余りにも悲しい最後だ。早季(さき)の愛する瞬(しゅん)が業魔となり……。とにかく面白い。

  • SF系の小説にも関わらず、情景が非常にイメージしやすく引き込まれました。上巻では徐々に世界の秘密?が明らかになってきたため、下巻を読むのが楽しみです。

  • 虫と動物が苦手な人にはしんどい描写が多い
    下巻もよみます

  • 関連リンクOver The Moonさんで紹介されていて興味。

  • ストーリーの組み立ては面白いのだけど、意外と描写がエグいグロい…
    眠れなくなるかも?笑
    映像化しても絶対見られないやつ
    完全フィクション
    魔術や怪物がわんさか登場
    下巻では主人公取り巻く世界はどうなるのか…
    怖いけど続きが気になります

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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