- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062159517
感想・レビュー・書評
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松島などを舞台とした作品です。
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第三章にはいるまで浅見は出てこず、箪笥工房の親子が主役級かと思いきや、名古屋の旧家ほうが主役でありました。
それでも地元愛知人としては、名古屋がメインの部分は楽しめましたし、東日本大震災で被害を受けた宮城県の辺りが出てくることを感慨深く読みました。今宮城県のこの風景はないんだろうと思うと、切なかったです。
どうしてもラストの締めがもにょもにょするんですが。 -
時々無性に読みたくなる「浅見シリーズ」なんですが、読むと必ず「ドラマの方がよかったな」と思っちゃいます(笑。相変わらずできすぎやな。これに五年もかけるだなんて、別の意味で贅沢かも。
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名古屋、奥松島で起きた殺人事件を繋ぐもの。それは名古屋の名家に伝わる古い仙台箪笥だった。事件解明を依頼された浅見光彦は、箪笥から見つかった謎の漢詩に注目し、その意味するところを解こうとする。そんな中、ある閃きが光彦を襲う。
浅見光彦、「幽霊箪笥」殺人事件に挑む! ある豪邸で眠る古い箪笥から発見された漢詩と「不等辺三角形之重心」という言葉。これはだれが何のために書いたのか。講談社創業100周年記念書き下ろし作品 -
名古屋の名家に伝わる、古い仙台箪笥からはじまるストーリーです。
少し前の日本に本当にあったかのような話が興味深く、仙台箪笥をとりまく当時のドラマなんかもおもしろくて一気に読みました。
名古屋、仙台に実在しモデルとなっている場所を訪ねてみたいものです。 -
図書館で借りました。100周年書き下ろしだったのですねぇ
やはり、お金には勝てないと思いつつ、そこまで人を変えてしまう
女性の魅力に感心!
そんな影響力を持つ人間になりたいものです・・。 -
名古屋ゆかりの地名や財界人などが登場します。
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ドラマでよくあってる「浅見光彦シリーズ」でした。
って…知らずに読んでる人のほうが珍しいと思う。
いかんせん内田康夫氏初挑戦。
でも登場人物の「浅見光彦って聞いたことあるよねぇ。」と思ってググッたらテレビで見てました。
が、実はドラマ版も1作も見たことがなくて…。
中村俊介さんや、沢村一樹さんが演じてらっしゃるのですね。
読後の印象としては、沢村さんが一番しっくりくるかなぁ。
シリーズものゆえの若干の煩わしさを感じましたが、ドラマっぽいストーリーでした。
名家豪農宅の地下室から運び出された先々代の奥様の嫁入り箪笥。
名古屋から遠く仙台まで修理に出されたが、直後に関係者が何物かに殺されてしまう。
名家にありがちなお嬢様と下男の微妙な関係や、隠された埋蔵金?の謎。
答えが見えてくると、あとはラストまでがちょっと面倒だったかな。 -
名古屋、奥松島で起きた殺人事件を繋ぐもの。それは名古屋の名家に伝わる古い仙台箪笥だった。事件解明を依頼された浅見光彦は、箪笥から見つかった謎の漢詩に注目し、その意味するところを解こうとする。そんな中、ある閃きが光彦を襲う。