アナザー修学旅行

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 281
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162906

感想・レビュー・書評

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  • 楽しみにしていた修学旅行、足の骨折のせいでいけなくなってしまった。佐和子は、それぞれの事情で居残り組になった、さして親しくもない5人と、同じ教室で三日間過ごすことになった。微妙な緊張感漂う中、互いの知らなかった一面が見えてきて、それってちょっといい感じ。でも、とんでもない問題が勃発して、俄然忙しくなってきた! ゆる~い空気と、ちょっとミステリアスな雰囲気と。こんな修学旅行もいいかもしれない。

  • いろんな理由で修学旅行に行けなかった中学生、男女6人+1人の3日間の物語。

    最初はよそよそしかったり反発しあったりの6人だったが、2日目におきたある事件により、今まで知らなかったお互いのことが分かってきて、心がほんの少し通うようになった。

    それぞれの個性が際だってて、面白かった。

  • サワヤカー!
    修学旅行居残り組の3日間を描いた小説なのですが、
    居残り組のメンバーが
    平凡だけど人気者の主人公、
    学校始まって以来の秀才だけどケンカ上等なアニキ、
    3年生で一番もてる男の子、
    その子と幼なじみで、誰からも好かれる女の子、
    子役スターの女の子、
    謎の美少女転校生、
    保健室登校の男の子
    っていう児童文学じゃなきゃ許されない設定で最初若干引いてしまったのですが、後からだんだんそれにハマって面白くなっちゃいました(*´艸`)
    終わり方が、リアルに物足りない感じだったのも良かったなー。
    続きが読みたくなる感じでした☆

    ただ、表紙の絵が・・・
    スカート丈とか靴下とか、わざわざ細かい描写してたんだからちゃんと描き分けてほしかったー。
    「そこ重要(主人公風に)」です。残念ー(ノ〒へ〒)ノ

  • 題名の通り、修学旅行に行けなかった生徒たちの3日間。
    面白かったけど、何か物足りないなあ。
    このあっさり感が今のチュウガクセイっぽいのかしら?
    …今のチュウガクセイって何じゃい!

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著者プロフィール

有沢佳映…・1974年生まれ、昭和女子大学短期大学部卒業。群馬県在住。『アナザー修学旅行』で第50回講談社児童文学新人賞を受賞。『かさねちゃんにきいてみな』で第24回椋鳩十児童文学賞、第47回日本児童文学者協会新人賞受賞。

「2020年 『お庭番デイズ  逢沢学園女子寮日記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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