- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062177054
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
初めての作家さん。最後は少し飽きてしまいました。
-
やっぱり津村記久子はいいなぁ。エッセイは始めて読んだけど、ああいう小説を書いている人が、いかにも考えてそうなことだなと納得しながら口の端を少しあげながら読み終えました。あとがきにもあるように、眠れない夜とかむけに(最近はあまりないけど)ベッドのそばに置いておきたい本。
-
会社員&小説家の津村記久子さんのエッセイ。日常をダラダラと書き連ねるユルさが好い。無理のある奇矯な視点などなく、ほんのわずかにズレた着眼点に共感を抱く。モリッシーの言葉とドラクエを比較したりとか。
「ピッチャーびびってるヘイヘイヘイ」とオフィシャルに歌いたいがために野球をやりたいとすら思う、という一文に参った。 -
時々ふふっと笑い、時々立ち止まりたくなるエッセイ。
普通の、小心な女の人なんだなぁ、という感じ。だからこそ小説にリアリティが出るのだろうけど。
それにしても、会社勤めしながら作家なんて、すごいなぁ。 -
30歳すぎとは思えないくらい地味で、ちょっぴりおばさんくさい
津村さんのエッセイ。(良い意味で。)
タイトルや表紙のイラストのイメージ通りのゆるゆる加減。
淡々としていると思いきや、大好きなドラクエやノートに関してだと
急に熱くなるのがおもしろい。
そして友人のYちゃんがなんともいい味を出している。
二度寝のネタがボツになってしまったのは残念。
このエッセイを読んで、津村さんという人にとても興味を持ったので
今度は小説を読んでみようと思った。 -
次は、次こそは、もうダメかもしれない…云々。何があってもいいように、負の言葉で保険をかけながら日々生きている津村氏にひどく共感した。自分と同じタイプ。勝手な仲間意識からとても好感が持てた。そして笑えた。
よぉーし、明日も後ろ向きながら前に進むぞーぅ。と、無理のない範囲で元気がもらえる、私にとって非常にちょうど良いエッセイ。
文庫本になったら買おうかな。 -
読んでるだけで身体が解れてくるような心地良い脱力感に溢れたエッセイ。つかれちゃってなーんも考えたくない、というような時に最適かと。
-
レモンのようなさっぱり加減のエッセイ。