[新装版] 赤瀬川原平が読み解く全作品 フェルメールの眼

  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177245

作品紹介・あらすじ

「フェルメールはカメラが出来る前の“写真家”である。」
永遠の新鮮さの謎

感想・レビュー・書評

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  • フェルメールは生涯で36枚のみ作品を残した!この本はすべての作品を解説している。彼の絵の素晴らしさは、レンズを通したような光と影、左側にある窓から注ぐ光、登場人物の視線の交叉する緊張感、多く登場する手紙が物語り聞こえてくるようなストーリーなどという解説が凄く分かります。そして数少ない風景画「デルフトの眺望」に登場する2人の人物のアクセントが素晴らしい!「真珠の首飾りの少女」以外にも見所がたくさんありそうです。一方、失敗作としか思えないようなものの評は厳しいです。確かにそう思えます。

  • 絵画は全く知識がなく、図書館で目についたから読んでみた。

    解説は簡単に作者の感想みたいなものだと感じた。入門としては読みやすくてよかった。

  • 2012年7月5日 夫からのプレゼント。
    2017年6月28日読了。

  • 専門家の筆ではないので勉強になる解説ではないが、網羅性に加えて筆者の文体を楽しむなら有り

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著者プロフィール

オランダ美術を代表する17世紀の画家。生涯のほとんどを故郷デルフトで過ごし、現存する作品点数は40点足らず。「真珠の首飾りの女」等、静謐で綿密な空間構成、巧みな光と質感の表現は世界中で広く人気を誇る。

「2011年 『大人の塗り絵 フェルメール編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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