結局できずじまい

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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181815

感想・レビュー・書評

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  • あなたの「できずじまい」はなんですか?

    「りんごかもしれない」「あるかしら書店」等のヨシタケシンスケさんのイラストエッセイ。
    普段はエッセイを読まないのですが、ヨシタケさんの世界観が好きなので手に取りました。

    いつも「こんな突飛で面白い発想はどこからやってくるのだろう?」と思いながら著作を読んでいるのですが、その裏側が垣間見られた気がします。

    誰にでもできないこと、苦手なことはあると思いますが、ここまで自分の「できないこと」を自己分析し、分かりやすく表現できるのは流石です。
    私もどちらかと言うと気にしいで繊細な質なので、色んなことが気になってしまう著者には多くの共感を持ちました。

    漫画のような感覚で30分位で読める作品なので、気楽に読んでもらいたい一冊です。

  • ただただ面白い‼️

  • できないことがあったっていいんだなぁと思える。
    できないことの話ってネガティブになりそうだけど、面白おかしく書いてるのがすごいと思う。
    絵がかわいくて癒される。

  • 初期ヨシタケのイラスト・エッセイ集。自分もかなりチキンなところがあるから、思わず相槌を打ってしまうような場面もちらほら。でも、この視点からこそのあの世界観と考えると、アイデアの勝利というか、実に素晴らしいですね。

  • 日々の小さな感情の動きにも目を向けて、忘れずに、理解していく。これだけのことだが、できない人が多いんだろう。私もその1人だ。
    本で読むとクスッと笑えるが、その時の自分には深刻で。こうやって外に見せることで消化できる気持ちもあるのかもしれないと思った。

  • 共感できるものもあったし、そういう感じ方の人もいるんだ〜と新たな発見もでき、楽しみながら読むことができた。

  • 欲張ってできずじまい。

  • 思わずくすりと笑ってしまう。そしてなんだか元気が出ます。
    できないことだらけの自分を、「まあいいか」とちょっとだけ許せるような気持ちになれる一冊です。

  • 絵がとにかく好き。可愛い。できずじまいでまあいっか、っていう緩い感じがいい。

  • ふらーっと本屋巡りをしてた時に、本屋で見つけて本の中身を見たら「私もこういう時ある!」っていうあるあるが詰まってて本屋をぶらっと立ち寄っただけなのに、結局できずじまいの本を買っちゃいました(笑)

    自分の中にある「あるある」をポジティブに表現してる本で見てて、まだ半分しか読んでないけど、なんだか元気を貰える本です。
    (↑1日で読んじゃいました)

    いつもはアマ○ンやここの星の数を参考にして買ったりしてるんですが、この本は自分で本屋に行き自分で中身を見て「ただなんとなく」ではなくて完全に「面白い」って自分で思って買ったのと、厚さが薄いし、絵本なので気軽にすぐ読める本だと思います。

著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)で第26回、第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかの著書に、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』(ともにブロンズ新社)、『りゆうがあります』『あきらがあけてあげるから』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

「2022年 『レッツもよみます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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