- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062185295
感想・レビュー・書評
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いじめ、親の離婚、親の障害、受験、卒業、恋愛、謎解き
など多様なキーワードが盛り込まれており、
最後にきちんと収束できるのかとハラハラしてしまいましたが
思った以上にスッキリとまとめられていました。
よく練られた内容で、読了感よしです。
ただ、これで読書感想文を書くとなると
テーマが多すぎて逆にやりにくさを感じるのは…私だけでしょうか。
課題図書であることを意識せずに読むぶんには十分楽しめます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二人を繋いだツールが本だったのが嬉しい♪
いじめに対する、先生の対応が素っ気なさすぎたのが気になったのは、私だけ?
読みやすい本だった。 -
課題図書。小学生の恋愛ものってあまりいいのが無かったけど、これはオススメできます。イジメとか親の離婚とか、今時の話しなんだけど、読後感が爽やか。
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淡い恋と、覆面作家の別偽名という謎解きがあって面白かったです。仕事のために読んだ本でしたが、児童書も侮れないと思いました。
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去年の冬に転校してきた小野さんが、女子の間でいじめにあっていることに気づいた准(じゅん)。
でも直接注意をする勇気が出せなかった。
小野さんの机がいたずらされているのを見て、片付けてあげようと、放課後に教室に戻ったら、小野さんも戻って来た。
同じミステリー作家が好きなことがわかって、二人は話すようになった。
でも、話をするのは学校じゃなく、あまり人気のない県立図書館だ。
二人が好きな作家は覆面作家で、もう一つの名前を使って違うジャンルの本を出しているらしい。
二人は協力して、もう一つの名前を探し出そうと計画をたてた。 -
課題図書一冊目
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課題図書(高学年) 第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(2014年)
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六年生の男女の話。月森和という覆面作家の別名義を見つけようと、図書館に通う二人。
いじめられている女の子を守ろうと見ている男の子。
六年生で、照れずにこんなにストレートに異性を好きって言えるのは、二人とも穏やかな性格という設定だからかな。男の子の両親が離婚していて、息子の恋愛に気付いた母親が、思いはどんどん変わっていくもの、と話したのが男の子の心に残っていたのが、印象的。女の子は母親と手話で会話するが、この母親がとても前向きな考え方をするのがよかった。 -
小学6年生の准一と佳純が覆面作家の正体を突き止めていく物語。
二人がそれぞれ相手を大事に思い仲良くなっていくのが純粋で微笑ましい。 -
二人で肩を並べて本を読むって、それほど幸せな事はないよねえ。お互いを思い合う気持ちが可愛かった。