千日のマリア

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 278
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062193788

感想・レビュー・書評

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  • 待ち続けている女は、誰よりも一番幸せなのかもしれない。
    若いときとは違う、年を経たからこそ思うその気持ち。

  • こういう小説を読みたいの。もっともっと読みたいの。

    修羅のあとさき、は一種のホラーともいえる。こうやって、待ち続けることができるのは、ある意味幸せなんだろうな。

    千日のマリア、もありそうで怖い。

    ねえ、こういう世代の話、他に誰が書いているのか、教えてちょうだい。もっともっと読みたいから。

  • 8篇からなる短編集。
    取り返しがつかなくなってしまう恋だと分かっていても、歩みを止めることは出来ない。
    そんな大人の恋が描かれている。
    裏切られたことも忘れ楽しい記憶だけで
    5年、10年を幸せに生きられる「修羅のあとさき」が悲しくて。全て良かった。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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