東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062551687

感想・レビュー・書評

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  • 十二国記シリーズ。延王、延麒の始まりの話。
    大国、延がどの様に波乱を乗り越えて今に至るのか…延国の優秀な部下も要テェック!

  • 面白かった…のだけど、手放しではそういえない作品。軽いセリフまわしに反して地の文が中国の歴史もの風で、少々陰鬱である。この作者はホラー要素が多いからなのか。
    そして物語は正道とは何か、を常に理に問うては答えているような重さがある。十二国記の 他の作品をアニメで見たことがあり、その時もそのような話であったと思う。そこがテーマなのか。理屈も古代中国の逸話のような論法で、そこに今風のキャラがいてとまどつた。慣れれば良いのか。
    慣れれば中毒になるのやも。

  • 久しぶりの十二国記、一気に読んでしまった~ばかでのんきな王がどう国を治めていたか、治めるか…ドキドキしながらもも手が止まらない。

  • 末尾の一面の緑野思い浮かべて、ジーンとなった。仕える相手論、リーダー論+差別、排除されたものの物語。上手いというか、深いというか厚みがある。人物が魅力的。尚隆がいいね。

  • このコンビの軽妙なやりとり、読んでいて楽しい。
    本編ももちろん面白く読めたが、作者あとがきの言葉の選び方の話が一番印象に残った。

  • 再読

  • これ以前の作品では華やかな印象の雁国だけれど、そこに辿り着くまでには様々な苦労があったのだろうなぁということが窺える作品。

    圧倒的に不利な状況でも、能天気に見せて冷静に判断をし、着実に物事を進め、口にせずとも民のことを考えている尚隆。追い詰められて判断が鈍り、ボロを出し、他人に罪をなすりつけることで自分を守る斡由。話が進むほど、両者の人間性の違いがはっきり出てきて面白い。

    尚隆がとってもかっこいい。また、普段は口の悪い(笑)尚隆と六太だけど、本作を通じて二人の間に流れる温かな想いを感じられる。更夜とのお話は切ないものの、「待っているから」という言葉が心に響いた。尚隆に振り回される家臣たちのキャラクターも良い。

    ブログ:「十二国記 東の海神 西の滄海」小野不由美|過去と現在が交錯して描かれる麒麟の苦悩と妖魔の子の悲哀
    https://choco-mintonz.com/hobby-life/twelve-kingdoms-3

  • シリーズ3、延王・尚隆と延麒・六太の話。

  • (322P)

  • 早く続きが読みたいです。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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