ユングと心理療法―心理療法の本上 (講談社+アルファ文庫 F 1-11)
- 講談社 (1999年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062563437
感想・レビュー・書評
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一般向けではないですね。難しい。全然、言葉が入ってこなかった。
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最後まで読めなかったのか、登録されていなかった。下巻は全て読めた。上巻は、めずらしく、読みにくかったという印象が強い。
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心はなぜ病むのか? どうすれば癒えるのか? 臨床心理学の第一人者が、ユングの考えを紹介しながら、心理療法とは何かをわかりやすく説く。
第1章 ユング派の方法
第2章 夢分析
第3章 箱庭療法
第4章 心理療法の原風景 -
河合隼雄の著作から、ユング心理療法を知りたいと思い読んでみました。多くの著作の中に心理療法の解釈として、患者自らが一人一人の物語が作れるように寄り添うことしかできない、治すという立場でカウンセリングはできないとあります。表層に出てくる意識の底にある、無意識の世界が夢の中に理解できるというのは何となく理解できそう。
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一般向けの本にしては、ケースにも触れていたりしてそこそこ専門的。
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03091
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「無意識」にも思考があり、「意識」はその上に
立脚している、と捉えればいいんだろうか。
夢や箱庭という「意識」に基づく言語化とは違った方法で
内面を断片的に(そして固定的に)切り出す。
その対象をセラピストとともに分析することで内面を探る。
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自分が言語化して「考えている」ことというのは
自分の内面の本当に少しの部分でしかない。
「言語化できていない意識」
「意識化できていない無意識」
「無意識を作り出している経験」
「経験を作り出している文化」
「そもそもの知覚や思考の器質的特性」
などなど…
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ユング派の説明が分かりやすく、夢分析の治療例の紹介は、とても貴重な資料であり、勉強になります。
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河合隼雄さんの本ということで購入。河合さんは読みやすい。
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なんだか勉強になりました