分子レベルで見た薬の働き: 新しい薬に挑む生命科学 (ブルーバックス 1180)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062571807

作品紹介・あらすじ

薬は私たちの体の中で、どのようにして効いているのだろうか?かつて薬の発見は、長い時間と多くの犠牲のうえに成りたつ、経験的なものだった。だから、非常に複雑な薬の働きを理解することはほとんど不可能であった。ところが、20世紀終盤の今、生命現象を分子レベルで扱う分子生物学は、コンピュータという強力な武器を手に入れ、さらに化学と物理学を総合する形で生命科学として開花した。生命科学は、生命現象だけでなく、病気のメカニズムや薬の働きまでも、分子レベルで解き明かしつつある。本書は新たに作製したステレオの構造図を駆使して、生命科学の最前線を紹介する。

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著者プロフィール

1948年、茨城県生まれ。1974年、東京工業大学大学院修了。ロンドン大学博士研究員、協和発酵工業(株)東京研究所主任研究員、東海大学開発工学部教授、東海大学医学部教授、東海大学糖鎖科学研究所教授を経て、2016年より東海大学先進生命科学研究所教授。理学博士。現在のおもな研究課題は、コンピュータ科学を駆使した、より効果的で、より安全な医薬品の開発。さらに、人間のQOL向上につながる有用物質の探索・創製にも興味を持って研究活動を展開している。著書に『暗記しないで化学入門』『熱力学で理解する化学反応のしくみ』『「香り」の科学』『カラー図解 分子レベルで見た体のはたらき』『はじめての量子化学』(いずれも講談社ブルーバックス)など。

「2020年 『カラー図解 分子レベルで見た薬の働き なぜ効くのか? どのように病気を治すのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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