- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575072
作品紹介・あらすじ
生命の成り立ちを「進化」という縦糸と、生物の「生き方」という横糸を織り上げるように編集。動物と植物の共通性と多様性が、分子のレベル、細胞のレベルから個体の生き方のレベルへと展開しながら生き生きと書かれている。読んでわかるから面白い!現代人に必須の科学的素養が身につく、検定外高校生物教科書。
感想・レビュー・書評
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高校で生物を勉強しなかった後悔から、57歳にして頑張って読んだ。
各章をご担当の先生がたの書き方の特徴が違って面白かった。
もっと吸収力のある高校時代に読みたかったし、勉強したかった。
この基礎知識がもてたことで、今後さらに読書が楽しくなるだろうと思う。
ただ、年齢のせいもあるんだろうけど、本当に覚えられないんだよなぁ…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教養としての「生物」を知るには十分で、とても読み易い。
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高校の生物の復習として読んだが、なかなか難しい。
細胞、組織、器官単位の話が多く、掴みどころが難しいというのが理由か。
ぶっちゃけ、変な生き物シリーズなどを読み生物学に興味が湧いた人が読むと結構しんどいかも。
オモシロ生物蘊蓄を求めて読むには向かないが、基礎として抑えておかなければいけない知識は詰まっているので、読んで損はないと思う。 -
2018年6月に読了。流石に今から10年以上前の内容だと、進展した研究や覆された説があるのではと思うが、生物学の各ジャンルを網羅的に解説していて、わかりやすく読み物としても優秀。社会人が生物学を勉強し直し、興味のきっかけとするには最適だが、「高校生物」と謳っているだけあって、中学レベルの生物の知識はあった方がいい。
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試験のない勉強が楽しいのか、自発的な学習は常に楽しいのか…。
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教科書という枠にはまらない物語を感じる。生命体の出現から積み重ねられてきた進化の方向性や態様の不思議さに、あらためて思い至る。決定論では解き明かせない謎は深まるばかり。根源的な何故を追求している脳自体も、この進化のプロセスから立ち上がってきたことを考えると途方もない驚異の前に立ちすくむ。
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高校生物を教えるかも…ということで、錆びた頭に潤滑油を入れるために購入。
科学の進歩は目覚ましく、ボブが大学で習ったことが高校で習うとは何とも表現できません(苦笑)
生物(学)に関する教養を高めるならバッチリの本です。ただし、厚い…_| ̄|○ -
さすがに高校生向け。呼吸から一歩進んでATPの生産、光合成から一歩進んでチラコイド膜での電子のやりとりと、化学式が少なくなく難易度は低くない。ただ、高校の授業で生物は受けてなくとも趣味で生物系の本をそこそこ読んできた自分としては、どこかで見た用語も多く、<a href="http://mediamarker.net/u/akasen/?asin=4062575086" target="_blank">化学</a>よりはよっぽどマシ。だが一般人がこれから読んで楽しめるかどうかは微妙。生物系の本は素養がなくとも読みやすく書いてある本が多い(と思う)ので、まずは興味があるところから特化して読み始めるのがいいんではなかろうか。オススメは<a href="http://mediamarker.net/u/akasen/tag1/%E7%94%9F%E7%89%A9/" target="_blank">こちら</a>から。
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この高校教科書シリーズはどれも良書だけど、生物は大人の教養本としては最高。