カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062576727

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの生物の教科書は面白いよ、みたいなコンセプトかと思ったが、どうだろう。構成は確かに違っていたが、よくわからなくてつらい点は同じだった。勉強不足感は否定できない。

  • 「近頃の大学生は〜」なんてセリフを吐いたことのある大人に片っ端から読ませたい。マジで難しいから。エンドサイトーシスやエキソサイトーシス。リン脂質二重層の疎水基と親水基などの用語とその働きの解説ならば、『<a href="http://mediamarker.net/u/akasen/?asin=4062575078" target="_blank">高校生物の教科書</a>』からの流れもあり、理解できるのだが、そこから一歩細密に入って化学式を用いて説明されると、一気に置いて行かれる。酸化の定義が電子のやりとりであるなどの化学の基礎は『<a href="http://mediamarker.net/u/akasen/?asin=4062575086" target="_blank">高校化学の教科書</a>』で読んだはずだが、所詮一冊では付け焼き刃。「2分子のBPGがリン酸基をADPに転移し、2分子のATPと2分子の3PGが産生される」とか「解糖系とクエン酸回路からの電子(NADHとFADH2によって運ばれた)はミトコンドリア内膜の電子伝達体に受け渡され、これらの電子伝達体はプロトンをマトリックスから膜間腔へと汲み出す」みたいなのが次から次への押し寄せてくるので、一文一文を紐解いて読んでたらどれだけかかることか…。
    十分な基礎力がある人なら楽しく読めるんだろうが、自分にはまだまだ荷が重い。もうちょっと化学をやり直してから読み直したい。

  • 生物学を専門として学び始めた学生に おすすめです。
    理図書 460||Sa13||1 11720628

  • 生物の基礎知識が古過ぎて、難しかった。ちょっとづつ読んで1年かかった。こんなにも細胞の働きとか呼吸とかが解っているとは…驚きました!

  • かなり専門的な内容に踏み込むのですべての理解、暗記は難しい。
    それでも教科書として非常にわかりやすく書かれており、概要を理解するためだけでも一読する価値はある。

著者プロフィール

クレアモント大学教授。同大学ケック・サイエンス・センターで教鞭を執るプリツカー家財団記念教授・名誉教授。これまで生物学入門、バイオテクノロジー、生理化学、細胞生物学、分子生物学、植物生物学、癌生物学などの講座を担当し、優れた教育者に与えられるハントゥーン賞を2度受賞。著書多数。約20年にわたり、ヒト小細胞肺癌の抗癌薬多剤耐性の機序解明に注力し、臨床応用することを目指している。非常勤教授を務めるシティ・オブ・ホープ・メディカル・センターでは現在、植物由来の新たな抗癌剤の研究に取り組む

「2021年 『カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第3巻 生化学・分子生物学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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