ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.73
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本棚登録 : 7476
レビュー : 909
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062632850

感想・レビュー・書評

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  • わたしの愛読書。
    作者は何度か「欠損家庭」を主人公にとりあげてるけど、この作品はとくに温かくてユーモアがあって、ミステリー以外の要素で十分たのしめると思う。

  • 七つの作品が収録された連作短編集。

    泥棒で生計を立てる主人公が、ひょんなことから双子の兄弟の父親代りになって…という物語です。

    ちょっとありえない設定かもしれませんが、三人の絆が徐々に深まっていく様子は心地よく、ほんのりと温かい気持ちになりました。

    コメディ要素を含んだミステリなので、読んでいて楽しいし、文章も読みやすくさらりと読めてしまいます。

    シリーズ化しても絶対面白いと思うのですが、続編は今のところないようですね。でも、雑誌掲載された作品がいくつかあるらしく、それらを加えた新装版みたいなものが、いつか発表されることを願っています。

  • 58

    宮部みゆきってめっちゃくちゃ読みやすいの!
    すらすら~って頭に入っていくし、そしてなにより抜群に面白い。出てくるキャラがめちゃくちゃいい。
    最初無理やり父親にさせられた泥棒が、どんどん双子に愛を注いで、最後は柳瀬のおじいちゃんと一緒に息子を奪還するのがとってもすてき。
    画聖もいいキャラしてて、憎めないなぁ。

    面白いだけじゃなく、葛藤とか、せつなさとかも上手く描いてる。先生がんばれ。

    ロンリーハートが特に印象に残ったなぁ。

    1993年刊行なのに色褪せない面白さ、すごい!

    あー面白かった!

    20190811

  • 難しい推理に疲れた時に。簡単だけどかわいいエピソードの短編集でした。

  • 1人の職業泥棒と、双子の男児が繰り広げる少しコミカルなサスペンスもの、といったとことだろうか。

    タイトルや本の表紙からあまり期待していなかったというのもあるかもしれないが、なかなか面白かった。

  • とても読みやすくて読書音痴の自分には有り難かったですが、窃盗やゆすりで得た金で遺棄児童を養う主人公やそれを強制する双子に一抹の狂気の色も滲ませないのは、バランスを欠いた印象を持ちました。
    主人公が面倒見の良い疑似親や義賊を気取るには、別の犯罪行為のどさくさに紛れてといえども、拭いきれない罪を犯しすぎている気が…。

  • 12年に連続ドラマになるということで…読んでみました。擬似親子の微妙な付き合いは面白いと思います。ただ、クライム・コメディとしてはどうだろうか?(その系統を私が嫌いということもあるが…)

  • ずっと昔に読んだ赤川次郎の「砂のお城のお姫さま」(たぶん)を思い出した。なにせ「お姫さま」たちと同世代で読んだのだから30年近く前だ。あちらは女の子二人、こちらは男の子ふたり、あちらは「おじさん」の家、こちらは子供たちの家、という違いはあるけれど。
    どちらも隣にあるかもしれない、でもまずない冒険譚として楽しく読んだ。

  • 面白かった
    暗い気持ちにならず軽い気持ちで読むことができた
    宮部さんはこういうのも書くんだなぁ

  • あ~~~続編、単行本化されないのか~~。でも続編のあらすじや読んだ人の感想を読むと、読まなくてもよさそう。
    30年近く前の作品なので、今と通信事情が大幅に違っている辺り、当時を知らない若い読者は当惑するんじゃないだろうか。なんで携帯持ってないの?とか、メールすればいいじゃん、とか、或いは公衆電話って何?とか。もう続編を出すのは厳しいんじゃないか、と勝手ながら思ってしまう。
    でも初出は1991年。こんなに古いカンジがするのに、時代は既に平成になっていたのだな。(2018-12-16L)(2019-01-12L)

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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