- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062632850
感想・レビュー・書評
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面白かった
暗い気持ちにならず軽い気持ちで読むことができた
宮部さんはこういうのも書くんだなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマがおもしろかったから読んでみた。原作もおもしろかったけど、ドラマ化での設定変更が秀逸。
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30年前の話だが、今と遜色なし!
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宮部みゆきさんのファンになったきっかけの本
最初に読んだのは小学三年生の時。その時はただ単におもしろーいみたいな感じ
高校生の今読み返すとまたちょっと違った感想になる。血は繋がってなくても本当の家族なんだなあって
何よりほんとに読みやすくって双子と泥棒の会話が笑っちゃうくらい微笑ましいw -
巻末に「この本は1993年三月に小社より刊行されたものです。」と書いてあり、つまりは25年前の話なわけだ。私が前回読んだのは20年ほどまえだろうか、「面白かった」という以外何の違和感もなく読めたが、やはり時が経つと本文中に今は化石化したモノたちが登場する。ワープロ、文通、西武の秋山や清原…そして子どもの自由。
自分にとっては、ついこの間のことのように思える25年前の世界を、文章という形で客観的に触れると「あぁ、随分と時は流れたのだなぁ」と実感する。
しかし、68刷の増刷が物語るように、1人の泥棒と少々変わった賢い双子の少年たちが繰り広げる世界は決して古く感じないのだ。2018.8.16 -
随分前に買って確か少しは読みかけていたような。ずっと積読だったのを引っ張り出してみた。宮部みゆきだったのか。宮部みゆきってなんかイマイチ好きになれずにいるけど、こんな明るいミステリーを書いてたこともあるのね、という。ドラマ化もされていたはず。そちらも途中まで見ていたかも。明るいので楽しく読めた。
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スラップスティックなお手軽推理短編集。
登場人物が個性豊かで楽しい。
根っこは深刻なんだけどね。
これが「理由」に繋がっていくと考えるとちょっと恐い。 -
宮部みゆきって読んだことあるようで意外となかった。「龍は眠る」と「誰か」くらいかな。
両親が不在の双子が、隣の家に落ちてきた泥棒を助けたことと引き換えに父親代わりを頼むという話。
この双子ちゃんが何とも愛らしくて。賢くてしっかりもので。泥棒のお父さんも人間味があっていいんだよね。
スリリングな話なんだけど、なぜか読んでほっこりする小説。