グレープフルーツ・ジュース (講談社文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637640

作品紹介・あらすじ

この本を燃やしなさい。読みおえたら。──あまりにも衝撃的なオノ・ヨーコの「グレープフルーツ」。東京で、のち英語版として世界で発売されたこの1冊に刺激されて、ジョン・レノンは名曲「イマジン」を生み出しました。その中から言葉をえらんで訳しなおした、33人の写真家との素敵なコラボレーション!!

感想・レビュー・書評

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  • 色んなところに旅ができる本だ、脳の中の普段使わないところ刺激されて潤ったな。

  • 詩を読んでたのに、急に「掃除をしなさい」とか言われた。うるさいよ

  • 幻想的な本でした。

  • 途中まで読んでから床についたとき、脳内で自然と〜なさいという言葉が響き、自分の望む何かを想像させられる不思議な体験をしました。それは心のなかで一番望んでいることなのかわからないけど、妙にしっくりくる命令でした。

    自分の心が満たされていないときに背中を押してくれるきっかけを作ってくれる不思議な本でした。

  • 読み返すごとに、違った印象を与えてくれる本でした。難解なことを当たり前のように指示してくる文章とイメージのバランスがリズムよく頭に入ってきます。楽曲の元になったという話も納得できる。

  • 写真が美しい。
    文章はあまり響かなかったが、文章と写真の空気感が凛としていて心地よかった。

    『立ちつくしなさい。
    夕暮れの光の中に。
    あなたが透明になってしまうまで。』

  • この本を燃やすとき、私は何をおもうのだろうか

  • 短くて読みやすい。短くてパッと読んじゃったけど、これは多分一つの詩に対して心底向き合って初めて、効力を発揮する作品なんだろうな。この向き合うという過程の重要性自体を本作の芸術としての意味・価値に内包している気がする。気が向いたら、これを言葉通り熟読したいと思います。

  • オノ・ヨーコさんの頭の中はどんな感じなのだろう。
    凡人にはなかなか理解が難しい内容だったが、読み終えた後、心が少し解放された。
    自分の視界に入る景色だけが世界ではない。
    想像しよう…他の世界を

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著者プロフィール

アーティスト、政治活動家。数々のアヴァンギャルド・アート、音楽、映画の作品で知られる。著作には『グレープフルーツ』、『見えない花』などがある。

「2015年 『どんぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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