奪取(上) (講談社文庫)

著者 : 真保裕一

• 講談社 (1999年5月14日発売)

作品紹介・あらすじ

偽札をつくりあげた者が勝利者となる！傑作長編
1260万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札作りを2人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をＷ受賞した、涙と笑いの傑作長編サスペンス！

感想・レビュー・書評

[本ちゃんさんの感想 · 2023年12月30日]

面白かった！上下巻で３部に別れていて上巻は１部と２部の途中まででしたが…緊迫感とスピード感があってハラハラドキドキして読み進めました！最後にどんな結末を迎えるのか楽しみにして下巻に進みたいと思います！

[ののの＠彩ふ読書会さんの感想 · 2023年12月16日]

友人の西嶋雅人がヤクザにはめられ1260万円の借金を抱えてしまい、主人公の手塚道郎は雅人と二人で偽札作りを始めます。機械に詳しい道郎と肉体派の雅人。この二人のやりとりが好きでした。返済期限が迫るも二人はどこか陽気で軽快。上下巻とあるのですが一気読みでした！

[kenchiさんの感想 · 2023年11月23日]

272円

[ゆりさんの感想 · 2023年10月15日]

。

[おにくたべたいさんの感想 · 2023年10月11日]

…へぇ〜！！！！！

っていうことが多かった!!

[りーりさんの感想 · 2023年2月12日]

闇金融から友人を救い出すため、大金を用意しろ！　ATMを騙す偽札造りに奔走する主人公たち、一世一代の大博打は成功したように思えたが・・・。　更なる強敵と力強い味方、壮大な復讐計画、お金と一緒に人生を取り返せ！

真保裕一初読みです。　ヤクザとのスリリングな攻防、犯罪に人生を賭けた仲間達の団結、意外なラスト。　初めてがこの作品で良かったです♪

[規格外の薬剤師さんの感想 · 2023年2月5日]

印刷の技術の話が長くてパラパラと読み進める。

[pbh23864さんの感想 · 2022年8月27日]

借金返済のために、偽札を作る男達。
アイデアと知識を武器に、あと少しのところまで迫るが･･･

お札を眺めたくなる一冊です。

[にしどさんの感想 · 2022年5月4日]

友人を助けるために偽札作りに手を出す主人公。
詐欺師の話かと思ったら、本格的な印刷技術に触れた深い内容になって行き、印刷の専門書のような小説だった。
読み応えのある上編でした。

[とぅいてぃさんの感想 · 2022年2月8日]

面白い。疑似体験してるような感じを味わえる
想像しやすくてサラッと読める。
2回読んだ

著者プロフィール

真保裕一（しんぽ・ゆういち）
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう！』『ローカル線で行こう！』『遊園地に行こう！』『オリンピックへ行こう！』の「行こう！シリーズ」、『ダーク･ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」