眠れぬ夜の報復 (講談社文庫 お 35-22)

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  • 講談社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062646192

感想・レビュー・書評

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  • 「眠れぬ夜の殺人」を読了後、すぐに読み始める。
    あいかわらずテンポよく読み進める事ができる作品。
    内容的には前作の方が面白いが、この続きが読めないのは残念。。。

  • 2013年3月7日読了。
    『眠れぬ夜の殺人』と混同していたのか、完全に見落としていた作品。まだ未読の岡嶋作品があったことに歓喜しました。コンプリートBOX万歳!です。
    ただ、ストーリー的には前作の方が圧倒的に面白かったかなぁ。彼らのような特殊なチームが動くには、事件的に弱い気がしました。

  • 驚いた。軽い感じを期待したんだが、けっこうボイルド系。必殺仕事人みたいな3人組が悪事を暴くって筋なんだが、いったいどうなってるの? どうなるの? というワクワク感がなかなかのもの。

    ボーリング(これ作者の物語でよく出てくる気がする)がキーになるだけに、ちょっと馴染みにくいのだが、トリックというよりも展開が面白いと思う。

    合作は本作で終わりらしい(理由は不明)。記念の書かな。

  • やっと見つけた「捜査0課」シリーズ第二弾。
    相変わらず必殺仕事人のノリでテンポよく楽しめた。

  • ミステリーや推理ものはあまり読んだことがなかったので
    なんだか新鮮な気持ちで読めた1冊。

    この作品は2部作の2作目だそうですが、
    単作としても十分に楽しめました。

    移動時間に読むことが多いので、
    私自身がストーリーの展開を推理する事はあまりしませんが
    こういうのをきちんと推理しながら読む人は
    きっともっと楽しめるはず。笑

    私は寧ろ、登場人物が多いのと、
    チャプターごとにシーンが変わるので、
    理解するのに時間がかかってしまっていました。。。汗

    色々な仕掛けがあるのに、すらすら読める。
    ミステリーって面白いなぁ、と思いました。

  • どうやらこの本、『眠れぬ夜の殺人』につづく「捜査0課」シリーズの第二弾であったみたいで・・・古本屋でみかけ速攻購入したので、まさか第二弾の方だとは~~~(涙)
    でも、でも!!コレはコレで一つの作品として充分楽しめました。
    まだまだ続編へ続いても・・・って思うくらいの魅力的な登場人物達なのですが、この作品が「岡嶋二人」として彼等の事実上の最後の作品となってしまったので・・残念です。

    まだ岡嶋作品は2作目なのですが、この計算しつくされたプロット、伏線のはりかたや、ストーリー展開・・・唸る位に楽しめました(*^-^)

  • あとがきに、これはシリーズ第2段と書かれていたので
    1から読みたい方は、これは後回しに…です。
    特にこちらから読んでも話は分かりますが
    1から読んだ方がより面白い、との事でした。

    時効になった事件の手がかりを掴んだ男。
    どうにかしてその事件に目を向けて欲しいと行動を取っただけなのに
    いつのまにやら違う人物達の介入が…。

    だからどうしてあれ? と思わず首を捻りたくなるような
    そんな状態へと陥っていきます。
    お見事としかいえないその仕事っぷりですが
    その正体を知るためには、やはり1を読むべき…なのでしょうか?w

  • 2003年10月22日読了

  • 一気に読ませるところはさすがだと思うけど、全体的に軽い感じがした。捜査第0課の活躍を前面に出したいからか、動機などにあまり深みがなかったような気がしました。

著者プロフィール

岡嶋 二人(おかじま・ふたり)
徳山諄一(とくやま・じゅんいち 1943年生まれ)と井上泉(いのうえ・いずみ 1950年生まれ。現在は井上夢人)の共作ペンネーム。
1982年『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。86年『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年『クラインの壺』が刊行された際、共作を解消する。井上夢人氏の著作に『魔法使いの弟子たち(上・下)』『ラバー・ソウル』などがある。

「2021年 『そして扉が閉ざされた  新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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