なまくら (YA!ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
3.47
  • (6)
  • (6)
  • (16)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 75
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062693547

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「バッテリーだあ!」と、この本の表紙を見た人は、まず心の中でそう叫ぶと思う。
     挿絵描いてる人が、あの『バッテリー』と同じなんです。

     舞台は明治維新直後(だったかな?)。
     登場する子どもたちは、みんな何らかの事情で働いている。もちろん学校なんか行ってる場合じゃないんです。
     みんなすごく強い子やけど、やっぱ折れそうになる時もあります。
     でもこの本には、「そういうとこで、ちゃんと叱ってくれる大人」が登場するんですよ☆
     子どもに見せたる大人の背中はこうじゃないといかんよ!!児童書ながら、大人も必読です*(^-^)

  • 2007/03/07

  • 素敵な本ですよー。
    短編集みたいな感じですぐ読めてしまうので本を読むのが苦手な人でもいけると思います。

  • 新撰組が池田屋を襲撃した日の夜明け、父から受け継いだ“走り”(夜通し走って新鮮な魚を京都の魚屋へ届ける仕事)に駆ける少年。京都を舞台に繰り広げられる少年たちの生き様。今の中学生くらいの年で、家を離れて働く彼らですが、家族や友情を思う心には通じ合えるモノがあります。

  • 2005/8/18の日経新聞夕刊にて、あさのあつこ氏が読書日記で紹介。

全15件中 11 - 15件を表示

著者プロフィール

吉橋通夫(よしはしみちお)1944年岡山県生まれ。法政大学文学部卒業。『京のかざぐるま』(岩崎書店)で第29回日本児童文学者協会賞、『なまくら』(講談社)で第43回野間児童文芸賞を受賞。おもな作品に『風の海峡(上・下)』『すし食いねえ』(共に講談社)『小説 鶴彬』『風雪のペン』(共に新日本出版社)『ずくなし半左事件簿』『早変わりで候』(共にKADOKAWA)など多数。

「2022年 『ことばっておもしろい!同音異義語・同訓異字/対義語・類義語(全3巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉橋通夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×