- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062724494
作品紹介・あらすじ
医食同源!三千年の歴史が証明する食べ方。知ってると知らないでは大違い、食の効能!病気知らずで過ごすための賢い食べ方のコツ。
感想・レビュー・書評
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あたたかいナイナイ(おばあちゃん)と著者のエピソードを読み生きた薬膳を感じた。健康を支えてくれる薬膳を中国の知恵として感謝する。
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会社の先輩が読んでいて昼休みにパラ見させてもらったらそのまま読み入ってしまい、帰り道に即購入。
食と体に関わることはもちろん、季節ごとに章が分かれているのでふとしたときに開いて読むことができ、便利。
体の不調に対する食での対応法も書かれているので勉強になる。
一度絶版になるも最近出版社を変え、かつ、内容も少し加筆されていたので欲しがっていた母にプレゼントしました(^-^)
オススメ度→5(5段階評価) -
逗子図書館にあり
続きはp28〜
18 食が邪を廃し、臓腑を安らげ、精神をよろこばせ、気分を爽やかにしうる
19 お茶の効果 -
医食同源を説いた本。身土不二や一物全体、陰陽などの考え方はマクロビオティックに似ているがマクロビとは異なる部分も。
「毎日五色の色を食べる」というのは覚えやすくて良い。五色とは風水の五つの色で白・赤・黄・黒・緑。
巻末の食養生帖は、薬に頼らず食事で改善するための参考になる。 -
周の時代、国の役職に「食医」というものがありました。この「食医」とは、食事によって皇帝の健康管理をする重要なものでした。以来3000年、中国では日々の食事、食材を薬のように大切に扱ってきた歴史があります。それは知恵の宝庫であり、現代にももっともっと活用すべき利点がたくさんあります。
著者のパン・ウェイ氏は、北京で生まれ育った方で、幼少期から大人になるまで、おばあちゃんの食養生の知恵の中で健やかに成長してきたそうです。湖北短期大学を卒業後、NHKでドキュメンタリー番組の制作に携わり、翻訳・コーディネーターを努め、「中国語会話」(NHK)に出演し中国の文化・各地の料理などを紹介し始め、「季節と身体」をテーマに四季に沿った食生活を提唱し、現在は中国家庭料理・薬膳料理・中国茶の教室を主宰しているそうです(以上のプロフィールは、本書と著者の記述を参考にまとめました。)。
本書は、「おばあちゃんの知恵」として、中国人の生活に根付いた生きた知恵を元にしてまとめられた本です。第六章「ひと目でわかる食養生帖」には、各月の旬の食材が、その効用としてまとめられており、ところどころレシピも提示されているので、資料的な実用書にもなりますが、やはり本書を通じて一貫している、おばあちゃんから伝承されてきた“生きた知恵”にこそ、本書の価値があるのではないかと思います。食にまつわる中国のことわざや、中国と日本の生活の違いなども知ることができ、肩肘の張らない気楽な読物としておすすめです。また、各章最後に、章のまとめが箇条書きになっているので、こういったところも便利な一冊です。患者さんなどにもお勧めできると思います。 -
体にいいものを食べている人はいい顔をしている。
たくさん食べてたくさんエネルギーを使おう。
精神が不安定の時には、笑うこと。お気に入りのお笑い番組を見て、笑う。心を解放して声を出して笑う。