- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062727563
感想・レビュー・書評
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なぜ日本人は騙され続けるのか?
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三権分立を否定する菅を糾弾する一方で、自分は選挙に行かず『選挙なんかで世の中を変えることは危険なのです』を言う。
確かにバカは増えてきて、それを容認するような社会になりつつあると思うけど、バカを説得できるはずがないと切り捨てるのもどうかと思うなぁ。
ニーチェに傾倒するのもわかるけど、過去の一人の人の思想にすがって生活したり生きてたりしたくないな。
でも、昆虫には昆虫の世界があり、彼らは人間のよいと思う価値感とはけして相い入れない、といった趣旨の言葉があったが、それは確かに納得。価値観の違いは埋められない。 -
区別と差別
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社会を知るために読みましたが、どこかで疑問に思っていたけど、そのまま考えずに流していたことが、少し解消されました。
B層とか、発想が面白いし、とてもよかったのですが、どんな考え方も真っ向から信じてしまうといけない気がするので、あえて星4つで。 -
キンドル版にて読了。
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ニーチェの言葉を引用しながら
「B層」と言われる人たちによる現代社会を批判している本。
前作の『ゲーテの警告』とセットで読むことをオススメします。
今、なんとなく社会に違和感を感じている人は一度目を通してみたら新しい発見があるかも。 -
ニーチェのエッセンスを抜き出して、下品に解説するのが上手だなと(褒め言葉)
相対主義やメタフィジカルのルールの部分をあえて無視しているのは見事。刺激的な文章で現代社会を風刺しているのですが、表面をなぞる感じで、そこにたどり着いた原因などについては触れていないので、物足りない。
いわゆるB層そのものは、どの時代にも普遍的に存在していたので、ことさら取り上げるほどのことでもないと思いますが、B層に位置づけられる人には本書はキャッチーに見えるかもしれません。 -
B層 事実なるものはなく、あるのはただ解釈のみ 権力への意志 ミック・ジャガー 綾戸智絵 スーザン・ボイル ジャニス・ジョプリン コンプレックス ルサンチマン 24時間テレビと同じ構造 小沢一郎 茶髪の人々がコンビニエンスストアで大金を使う 貧困層のサラリーマンが高額の生命保険を組んでいたりする 真っ当なものが駆逐されるのがB層社会 キリスト教は人間の生を否定する宗教 B層の琴線に触れる言葉を政治利用 撒き餌
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「ゲーテとの対話」を読むべき。正気を保つためにはゲーテを読むべき。