スプートニクの恋人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 13749
レビュー : 1254
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731294

感想・レビュー・書評

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  • あちら側の世界と、こちら側の世界。半分になった自分。すみれ、ミュー、僕。登場人物が魅力的。

  • ごはんおいしそうでおなかすいた。

  • 村上春樹 著
    本棚を整理してると 何故か 15年以上くらいも この本棚に眠っていたのか…?発見。
    村上春樹氏の本は とにかく 面白く好きな作品なので 新刊が出る度 文庫になるのを待って 購入して 全て読んでいる個人的には「世界の終わりとハードボイルド…」が好きな作品だが それはなく 誰かにあげたのだろう そして他の作品も… で、何故 この本(他にもう2冊)だけ残っていたのだろうと思いつつの再読。
    うーむ。この本が発行されたのが かなり前なので その後の本を思えば 原点になってるのかもしれない。
    本をずっと読む事、書く事が好きだという主人公に惹かれ、引用も面白かったが、内容的には 答えのない説明があまりに多すぎて、興味を引く部分と排除したいような部分が混在している作品だったような気がする。上手く言えないけど…大切に置いておきたい作品というよりも 誰かにあげるのを躊躇して 本棚に眠ってた気がした。
    ともかく、また、新しい作品を読むように再読出来たのは良かったと思う…ただ、自分的には村上春樹氏の作品の中では高評価ではなかった気がする
    そんな中で どうでもいい事だけど…村上春樹氏の作品は大好きだし これからも読んでゆくだろうけど、村上春樹氏自身に好感が持てるかどうかは分からないなぁとフッと感じた(その人となりを知らないが…何故か?感じてしまった)しかしながら、画期的で 本を途中で閉じられないくらい どうなるのか?と思いながら読み進められる本を書ける唯一の作家かもしれない 「ねじまき鳥クロニクル」を再読したい気分になった。

  • 2014/9/3

  • 久しぶりの村上春樹。歳をとったからか、哲学的な持ち味に昔ほど心踊らない。もっと即物的なものに満たされた生活に慣れたからか。
    ともあれ、ギリシャの神秘的な体験の表現とかはさすが。すみれとぼくとミュウの関係性はまさにスプートニク。頭のウニョウニョさせたい時は、中毒性があるね。

  • 初めての村上春樹さんの小説でした。
    独特な世界観でしたが、表現が綺麗だなと思いました。
    ただ、失踪してどうなったのか等が全く分からなかったので最後まで読んでもモヤッと感が残りました。

  • 村上春樹の本のなかでは、ハズレにあたる本だと思う。
    描写がくどいし、嘘が下手だ。すみれの書いていた文章って「ぼく」の文体と一緒じゃん。すみれの特徴的な文体とか言うけど、それ言ったら凡庸なはずの「ぼく」の文体ってぜんぜん凡庸じゃないし。……とか思うけど、そもそも村上春樹ってこんな感じだよなあ、うーん、久しぶりに読んだからなぁ。

    「ぼく」はすみれに恋をして、すみれはミュウに性欲を抱いている。閉塞感のある話だ。すみれはミュウに受け入れられない「こちら側」の世界をきらったのか、「あちら側」へ行ってしまって戻ってこない。
    それまでの作品なら「僕」は彼女を追って「あちら側」まで旅をするのだろうけれど、今回はそういうことはない。あくまで「ぼく」は「こちら側」に留まり、ガールフレンドの息子の万引きというつまらない状況にも直面しなければならない。

    終わりは実にふわっと訪れる。それでいいのかな?ちょっと安易じゃないのかな?と僕は思う。

    どっちにしろこの世界にはうまく同期できなかった。
    けど孤独をわけあえる大切な友達、いなくなったとき寂しいという感情になる友達、
    そういう切実な感じは、とてもわかるぞ。

  • ノルウェイの森の出涸らし。

  • 春樹との出会いの作品かも⁈

  • 消化不良。。。
    いまいち腹に落ちきらない結末。
    あちら側とこちら側をテーマにしていることとか、1Q84の土台になってるのかなという印象を受けた。

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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