火怨 上 北の燿星アテルイ (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735285

感想・レビュー・書評

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  • 京都の清水寺に行くといつも気になっている阿弖流為さんと母礼さんの碑。
    なので、平安初期に起こった陸奥国蝦夷と朝廷の戦いを蝦夷側から描いたこの作品を読みましたが…。

    なんだか話がブチブチしていて、人間が描かれていない。
    この巻最後の飛良手さんと丈部善理さんの決闘シーンにのみ少し人間が見えたけれど…。

    下巻に期待します。

  • 黄金を求める朝廷に対して、蝦夷の誇りと土地と民を守るために戦う姿を描いた作品の上巻。下巻では征夷大将軍坂上田村麻呂と戦っていく模様。上巻での蝦夷は策がことごとくはまって連戦連勝の圧勝。朝廷軍が舐めすぎ&志気低過ぎで弱すぎだな~兵站の確保って大事だね、腹が減っては戦は出来ぬ!まさにその通り。あと地図があると場所のイメージができて良かったと思う。
    ジブリ映画「もののけ姫」のアシタカは蝦夷。金持ってたし、この辺の時代設定だったんだな。シシ神の森は縄文杉の森で。ま、この本とは何の関係もないけど(^_^)ゞ

著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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