- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062749718
感想・レビュー・書評
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まだ前半を読み終わったところだけど、登場人物それぞれがいい味を出していて、その男っぷりに惚れてしまう。
最終兵器ローレライを回収後、しつこいアメリカ人に攻撃を受けつつも、絹見の思い切った戦略で、見事回避。
後半も楽しみ。 -
そもそもこの物語を読み始めたときには、「ローレライ」を回収するという物語かと思っていたが、この巻でそうそうにローレライは回収してしまった。そして追手の目をかいくぐりながらローレライを運んでゆく展開。登場人物のそれぞれの過去が丁寧に語られてゆく。
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本巻は第2章・第3章を収めている。
私はこの小説が原作となった映画「ローレライ」を見ていないが、潜水艦の構造などはやはり映像で見たほうが分かりやすいかなと感じる。文章からは緊迫感や戦闘シーンなどは読み取れるのだが、いかんせん細かいところになるとイメージがわきにくい。挿絵でもあればまた少し違うのかもしれないが。
本編を読むと、誰のための何のための戦争だったのだろうかと改めて思う。戦争責任とはそもそもどういったもので、誰が負うのか?それがただ巻き込まれた国民が負うべきものなのか?
ただ、この第二次世界大戦の引き金になったナチスの台頭には、第一次大戦で莫大な賠償金を課した側にも遠因があるようにも思う。
本巻は戦争責任について考えさせられた。 -
昔読んだ本
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遂に明らかになったローレライ。到底無理と思われた回収から、「しつこいアメリカ人」との死闘。そして、究極の状況で明らかになる人間性。読み応えのある前半だったが、これから終戦にどう関わっていくのか。エノラ・ゲイが広島へ向かうまであと1週間・・・
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とうとう「ローレライ」の正体が明らかに。
圧倒的な潜水艦戦闘の描写。
謎の男フリッツ少尉の過去。
時に1945年7月30日。
原爆投下まで1週間。
「ローレライ」は終戦にどう関わっていくのか。 -
やっと面白くなってきた