赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)

  • 講談社
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本棚登録 : 514
感想 : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750615

作品紹介・あらすじ

もう一度少女に帰ろう。
人生の深みを知ったいま、アンに再会してみませんか。『赤毛のアン』シリーズ全10巻、刊行開始!

ふとした手違いで、老兄妹に引き取られることになった、やせっぽちの孤児アン。想像力豊かで明るい性格は、いつしか周囲をあたたかく変えていく。グリーン・ゲーブルズの美しい自然の中で繰り広げられるさまざまな事件と、成長していくアンを綴った永遠の名作。講談社だけの完訳版シリーズ、刊行開始。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだことがなかったのですが、NHKで『アンという名の少女』が始まったのを機会に読んでみることにしました。
    この歳になって読むのは遅きに失した、という感じではなく、たぶん、思春期の頃に読んでもそんなに感じ方は変わらなかったのではないか、というのが正直な感想。「あの頃に読んでおけばよかった」とも思わなかった。でも、時間の無駄ではありませんでしたよ。読んでみてよかった。

  • すごい好き。
    児童向きというイメージがあるけど、大人が読んでも全然楽しめる。これが名作ってやつか…。

  • この年になるまで、食わず嫌いで読まなかった『赤毛のアン』。

    アニメや絵本のようなものは知っている。
    アンがジュースとお酒を間違えたり、緑の髪染めをしてしまったりという、向こう見ずな女の子の失敗のお話なのかと思っていた。
    だから、それが何なの?と思っていたのだ。
    高校の同級生が、「私、将来絶対プリンス・エドワード島に行く!」とか言っていたのを冷笑的にあしらってしまった。
    悪いことをしたなあ。

    一応、小学校の時、小説の方も手にはした。
    ちらりと見て、アンの「あたし、~しちまったわ」みたいな言い回しに違和感を覚え、それっきりだった。
    今となっては、アボンリーという田舎町の人の話し方として設定されていたのかなあ、と想像もするけれど、子どものころの私にはそんなことに気も回るはずもなく。
    そう、今となっては、その時手にしたのが村岡花子訳だったのかどうかが気になる。

    で、本書は新訳。
    言葉の違和感はまったく感じない。
    というより、この本の魅力は、語りによるところが大きいのだなあ、と初めて分かった。
    アボンリーの季節の美しさ、着ているもの、生活の様子、アンの心の絶え間ない動き、人々の関わり、これらのものの描写が生き生きとしているのだ。
    だから、出来事だけを抽出したアニメや絵本が面白くないんだな、と理解した。
    あとはこちらがアンのような子を面白がれる程度には成熟したということか。
    (同年代だったら、やっぱりこういう、情熱的というか、落ち着きがないタイプというか、その手の子にイラっとしたかもしれない。)

  • ちょっとした手違いから、男の子を一人引き取るつもりだったグリーン・ゲイブルスの老兄妹・カスバート家に引き取られたやせっぽちで孤児の女の子アン。初めは戸惑っていた二人だったが、明るいアンを愛するようになる。隣の家のダイアナとも大親友になり、学校でも楽しい日々を過ごすアンだったが、赤毛をからかわれてギルバートに石盤で殴り掛かってしまい・・・。

    言わずと知れたモンゴメリーの代表作。小学生の頃は数えきれないほど読み返しました。でも読書感想文などで読めと勧められるのはいつも一巻ばかり。当時の私はむしろギルバートとの恋愛があって、これからが面白いのに・・・と不満でした(笑)
    そんなことはさておき、やっぱり大人になっても読みごたえがあります。時々ここまで想像?妄想?力豊かだったっけと思いましたが・・・。明るくて想像力を目いっぱい広げている無邪気な少女、後半の大人になりつつあるアンではあまり見られない10代前半独特の解放感たっぷりな姿を楽しめました。ある程度年を取るとこんな風に世界を肯定的に見られないんだよなーとちょっぴり寂しい。若いってことは何事も夢中で闇雲に走っていける強さでもあるね。どんなときも頑張るアンに励まされて、また一日頑張ろうかなと思えました。

  • 大人になってから読みましたがおもしろかったです!最初アンのしゃべる量が多すぎてびっくりしましたが、マシューとマリラの愛情を受けながらだんだん娘らしくになってくところがいいです。他の方の翻訳も読みましたが掛川恭子さんの訳が一番しっくりきました!装丁の美しさにつられて大人買い。

  • みなさんの熱いトーク、楽しかったです。旅行先にちなんだ本を読むって素敵。あと、東野圭吾がまた読みたくなりました!

  • 生きていく上で、大切な教訓が盛り込まれている本だと思いました。
    中学生ぐらいまでに読んでほしいと本だなと思いました。

  • 世界名作劇場のアニメでしか知らなかったので原作を読んだ。アニメを先に見ると、もうあの顔と声と喋り方のアンしか浮かばない。

    子どもの頃に読んでいたら自分も違った性格、人生になったかもしれない。可能性に満ちて物怖じせず、志も高く希望に燃えて、心を預けられる友人に恵まれたアンのようだったらと対照的な大人になった我が身を嘆かないではいられなかった。モンゴメリも(自殺してしまったそう)アンのようにはなれなかったのだろう。

    それでも、アンが心に架空の友人を作ったように、人生でわずかに巡り合うかけがえのない大切な人物の1人としてアンを心にとめて生きていこうと思う。

    この訳には訳注はない。移民文化の背景やカナダの歴史などは分からないので、アンの生きる世界をどの程度理解できたかは分からない。当時の孤児の生活などを調べてみようと思った。

  • プリンスエドワード島に旅行に行こうと思い、その舞台となった名作「赤毛のアン」は必読ということで図書館で借りて読んでみました。翻訳者は朝ドラのモデルとなった村岡花子さんではありませんでしたが、こちら掛川さんの方がより今の日本語に近いらしいので、本書で良かったと思います。そして50年以上生きてきて初めて読みましたが、恥ずかしながら涙が止まらず、感動の嵐でした。騙されたと思って是非読んでみてください。もちろんより一層プリンスエドワード島に行きたい気持ちが強くなりました。

  • 訳:掛川恭子、原書名:Anne of Green Gables(Montgomery,Lucy Maud)

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