ヴァンパイヤー戦争 11 (講談社文庫 か 54-17)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750790

作品紹介・あらすじ

捕虜となった九鬼鴻三郎の解放は月面で行われることになった。地球の命運を握る亜空間兵器なども真空の世界に集結。"黄金の女"キキも駆けつけた。第三の大地震に宇宙霊の覚醒-人類を破滅させる怖るべき危機はもはや避けられないのか。光と闇の永劫の争闘についに決着の時が。壮大な神話、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。

    今回の舞台はなんと月面上です。アメリカとソ連を相手に、日本の代表として交渉に臨んだムラキの尽力によって九鬼は捕らわれの身から解放されることになりますが、クルチコワ三姉妹の最後の一人である黒のリーザの襲撃を受けます。

    月でようやくキキと再会を果たした九鬼は、アメリカやソ連の謀略をかいくぐって、地球を壊滅の危機から救い出します。

    壮大なスケールの物語を、どのようにしてとりまとめるのかと気になっていましたが、最後まで散らかったままのような印象を受けてしまいました。

  • 感動的なラストにこれまでの旅を思いかいしてしまいました

  • ついに宇宙へ。
    人類は滅びるのか。
    ここまでくると、
    ヴァンパイヤーとか、
    関係なくなってくる。
    壮大なストーリー、
    ここに完結。

  • 笠井潔と武内崇につられて買ってしまいました。物語の世界観が好きです。個人的にはムラキがお気に入り。

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著者プロフィール

作家・評論家。1948年東京生まれ。
79年『バイバイ、エンジェル』でデビュー。98年編著『本格ミステリの現在』で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序論』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を受賞。主な著作に『哲学者の密室』『例外社会』『例外状態の道化師ジョーカー』他多数。

「2024年 『自伝的革命論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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