笠井潔のおすすめランキング

プロフィール

作家・評論家。1948年東京生まれ。
79年『バイバイ、エンジェル』でデビュー。98年編著『本格ミステリの現在』で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序論』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を受賞。主な著作に『哲学者の密室』『例外社会』『例外状態の道化師ジョーカー』他多数。

「2024年 『自伝的革命論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

笠井潔のおすすめランキングのアイテム一覧

笠井潔のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『バイバイ、エンジェル (創元推理文庫) (創元推理文庫 M か 2-1)』や『サマー・アポカリプス (創元推理文庫)』や『哲学者の密室 (創元推理文庫)』など笠井潔の全315作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

バイバイ、エンジェル (創元推理文庫) (創元推理文庫 M か 2-1)

1047
3.61
笠井潔 1995年5月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この探偵さんはずいぶん理屈っぽい。回りくどい説明に飽きてきて、飛ばし読みしたシーンもあった。内容はわりと面白かった。 もっと読む

サマー・アポカリプス (創元推理文庫)

659
3.64
笠井潔 1996年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

矢吹駆シリーズ、2作目。 カタリ派の秘宝云々の辺りは二階堂黎人のようなケレン味オカルト話かと思わせられたが、それらはもっと壮大なスケールの哲学論争に包絡... もっと読む

哲学者の密室 (創元推理文庫)

559
3.70
笠井潔 2002年4月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ようやく、読み終えたという感じだ。文庫本で総ページ数が1,100ページを超え、また、読みやすい内容とは言えないので、読み始めるのにはちょっとした決意が必要... もっと読む

ユリイカ2004年9月臨時増刊号 総特集=西尾維新

453
3.26
東浩紀 2004年9月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山口晃の挿絵(短編「「させられ現象」」)が目当てで手に取りました。 もっと読む

薔薇の女 (創元推理文庫)

446
3.35
笠井潔 1996年6月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

バラバラ屍体のパーツを組み合わせて造られる究極の人体… 島田荘司「占星術殺人事件」の2年後に発表された今作は、驚天動地のトリック一発から逆算して書かれた... もっと読む

動物化する世界の中で ―全共闘以後の日本、ポストモダン以降の批評 (集英社新書)

279
2.94
東浩紀 2003年4月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

東浩紀と笠井潔による往復書簡。なんだか議論のすれ違いが徐々に深刻になり、文字通り喧嘩のような様相をなしています。話が噛み合ってなさすぎて、途中で読むのやめ... もっと読む

日本劣化論 (ちくま新書)

252
3.59
笠井潔 2014年7月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これまでの国家が軒並み崩壊すれば、世界中の個人同士が有機的に結び付いた平和な世界が誕生するとでもいうのだろうか。 我が国の右翼、左翼共に厳しく批判し... もっと読む

オイディプス症候群 上 (光文社文庫 か 30-3)

243
3.55
笠井潔 2008年11月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

終盤の駆の解明は秀逸。プロットも満足。ストーリーも面白い。途中の論理展開はきつい。削ってほしい。 もっと読む

オイディプス症候群

221
3.24
笠井潔 2002年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み進めるのが大変なことに。 「議論している場合?殺されちゃうよ??」と何度突っ込んだか分からないが、そんなつまらない読み方は寄せ付けない、圧巻の文章力... もっと読む

ヴァンパイヤー戦争(ウォーズ) 1 吸血神ヴァーオゥの復活 (講談社文庫 か 54-7)

210
3.31
笠井潔 2004年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ミステリ作家や批評家としても活躍している著者による、長編伝奇小説です。 KGBのスパイとしての活動歴をもつ九鬼鴻三郎は、パリの街でフランスの秘密情報機関... もっと読む

凶鳥の黒影 中井英夫へ捧げるオマージュ

207
3.52
赤江瀑 2004年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ずっと読みたかった中井英夫オマージュアンソロジーをようやく。こういったアンソロジーってだけで十分企画として面白かったけど、収録作品自体はちょっとイメージし... もっと読む

オイディプス症候群 下 (光文社文庫 か 30-4)

196
3.64
笠井潔 2008年11月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

書いてるとちゅう 下巻も前半の方はやはり議論が多い。 しかし途中から怒涛の展開で、新事実や、犯人との対決の場面ではアクション?シーンのように緊迫した状況... もっと読む

ユリイカ2011年7月臨時増刊号 総特集=涼宮ハルヒのユリイカ! The girl greatly enlivens the criticism!

174
3.57
大森望 2011年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷川流の『涼宮ハルヒの驚愕』(角川スニーカー文庫)が、前巻から4年のブランクを経て刊行されたことを受けて組まれた特集となっています。 巻頭には、大森... もっと読む

吸血鬼と精神分析

173
3.58
笠井潔 2011年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

矢吹駆シリーズ第6作。相変わらず分量的にも内容的にもすごいボリュームで、もはやミステリというより学術書。 女性が血を抜かれて殺されるという連続殺人にモガ... もっと読む

熾天使の夏 (創元推理文庫 M か 2-7)

153
2.93
笠井潔 2008年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

生と死にまつわる濃密な描写は不思議と読者を高揚させる。が、理解はできなかった。 もっと読む

ヴァンパイヤー戦争 2 (講談社文庫 か 54-8)

152
3.22
笠井潔 2004年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第二巻では日本に舞台を移し、たった一人で活動する九鬼と、彼を翻弄する水城蒔絵という美女の交錯を中心に、この世界の新たな秘密が明らかにされていきます。 ... もっと読む

吹雪の山荘 (リレーミステリ) (創元推理文庫)

144
2.83
笠井潔 2014年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

リレーミステリは難しい。豪華メンバーが執筆されているので期待して読み始めたが、やはり話がチグハグでまとまりがなく、わかりにくかった。 もっと読む

ヴァンパイヤー戦争(3) 妖僧スペシネフの陰謀 (講談社文庫)

130
3.17
笠井潔 2004年9月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

水城蒔絵に連れられて、九鬼は日本にひそむ吸血鬼の隠れ里へと向かいますが、そんな彼にKGBのセルゲイ・ウスペンスキーの手がせまります。 一方、鴻三郎の... もっと読む

読書会

123
3.38
山田正紀 2007年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山田正紀、恩田陸両氏がSF小説を語る読書会。 紹介されている本のうち読んだことのあるのは、U・K・ル=グィンの『ゲド戦記』と、沼正三の『家畜人ヤプー』、... もっと読む

ヴァンパイヤー戦争 4 (講談社文庫 か 54-10)

121
3.21
笠井潔 2004年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

横田基地襲撃事件で、九鬼が組織した「リリパット」のメンバーであるケイとエイコの二人が捕らえらます。さらにバー「妖蛾」を経営している前島冴子の弟も誘拐された... もっと読む
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