竜の柩(3) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754811

感想・レビュー・書評

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  • 面白さ超越してる

  • いきなりSFチックな話になってきましたが、面白さは健在。
    月の話なんかは想像すると特にワクワクします。
    頭を柔らかくして読むと楽しさ倍増。

  • 祥伝社版でいう新・竜の柩の前半にあたる。
    悪役で登場したハズの鹿角が突如ツンデレキャラとして覚醒!
    …だけじゃなくて、展開・推理のすごさ、勢いは当然衰えず、素直にハラハラドキドキできる逸品
    中2のときに単行本で読んでから、数十回読み返しているけど未だに飽きない
    act9は色んな意味ですごい

  • 物語は薄味で、オカルト要素を語るための添え物に過ぎない印象がある。
    この手のにありがちな主人公が特殊な生い立ちだとか、前世からの宿命の戦士だとか、そういった設定は今のところ登場していない。
    ただひたすらに歴史ロマンオカルト味を楽しむのみ。

    著者はマジで考古学者に腹を立てているようだが、学術というものとまっとうに取り組んだ経験はあるのだろうか。主張を認めてもらうためには権威ある機関への論文提出は不可欠で、それはどのような制作過程を経るものなのか、経験したことはあるのだろうか。
    ドラクエ2を論文のテーマとして提出する人物もいたようだが、どのような場所に提出して、どのような成果が得られたのか不明である。経歴を語って場を暖める役には立つようだが、それ以上については見識の乏しさから見極めることはできなかった。
    まあ、古代の地球人は神と見紛う力を持つ宇宙人によって支配ないし愛玩されていたというのなら、粘土板に刻まれた文字や図像よりも見間違えようもない証拠は必要だよね、たぶん。
    著者の思い込みが書き殴られた歴史小説、作法を知らぬ初心者がそれを信じても読み手の責任だとして恥じない文芸の世界からは見えないことなのかもしれない。想像も妄想も自由だが、学術ではそれを力強く保証する必要がある。

  • 過去の世界に飛ばされた一行の待ち受ける運命とは…圧倒的スケールで送る、竜の柩第三巻。

  • 伝奇SF?から一気にSFファンタジーといった感じに。でもやっぱり一気に読了。
    イシュタルが可愛くて、イシュタルみたいなエイリアンなら私もおぶってあげたいくらい。

  • 2014/10/28購入

  • 今度はSFに!?

  • 東北地方などを舞台とした作品です。

  • 『神の星編』ということで、新書版では『新・竜の柩』として発行されていた
    部分にあたります。
    アララト山に眠る龍=ロケットで、見知らぬ星へと運ばれた九鬼虹人たち。
    言葉も生活様式も不明な場所で、慎重に少しずつ核心へと迫るこの巻は
    じれったくもあり、また面白くもあり。
    2巻まででいろいろと推理してきた仮説の検証編、というのが正しいのかもしれません。

    いやもうなんかね、イシュタルが可愛いんだホント(笑)。


    【収録内容】
     プロローグ(第二部)
     炎の星
     龍の王
     新世界
     招かれし者

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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