- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062755542
感想・レビュー・書評
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STシリーズ。山吹さんが主人公。
新興宗教の施設で起こった集団自殺。自殺ではなく殺人事件として切り替えられSTメンバーで謎に挑むわけですが禅僧でもある山吹さんが淡々と事件を解決していく姿が良かった。
メンバーの中でも落ち着いた常識人の山吹さんのらしさがいっぱい出ていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
熱量が下がったけど、山吹のキャラ設定を考えると激アツになるようなストーリーにはならないか。
2019.1.27
18 -
前作の「赤」の熱さと打って変わって静謐な作品。宗教の薀蓄部分は、どうしても京極夏彦の「鉄鼠の檻」を彷彿させるけど、こちらは薄味。
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僧侶でもある薬学専門の山吹さん。存在感があまり前に出てきたことがなかったので楽しく読めた。
薬学^^があまり前面に出てこなかったのはちょっと物足りなかったけれど、禅の修行についても触れてあって、派手さはないけど、とても興味深く読めた。
それにしても、他人に自分の思いをしっかり伝えることって本当に難しいし、相手の思いや考えを正しく受け取ることの難しいんだなぁと改めて。
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「警視庁科学特捜班」シリーズの「色シリーズ」第3弾。僧籍を持つST山吹が謎を解き明かす。最後と言うか落ちが悲しい作品だ。
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密室状態のマンションの一室で、若者4人の死体が発見される。彼らは皆新興宗教団体の信者たちだったー。集団自殺と片付けられかけたが、STは他殺の可能性を追う。入り組んだ宗教団体内の人間関係と、揺れ動く人間心理。僧籍を持つST山吹が、事件だけでなく人の心の裏側を解く、「色シリーズ」第3弾。
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読みやすい。赤の方がSTの過去に繋がる話だったので、より面白かったけれど、これも話があちこちせず、読みやすくて好きなタイプの書き方。
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僧侶でもある山吹が軸になったST黄。気軽に楽しめる内容。仏教、禅に関する部分は、エッセンスになっている。
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宗教的な話題は難しくて、だいぶ考えさせられました。
よもやこんな手法で犯人をあぶり出すとは…想定外。
読み応えのある一冊でした。