- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062756495
感想・レビュー・書評
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私的に好きなのが、葵ちゃんなんで、この巻はお気に入り。末摘花・紅葉賀・花宴・葵・賢木・花散里の巻なのですが、末摘花も、朧月夜も花散る里の君の君も好きですね。
瀬戸内さんの訳は、読みやすくって、初心者向きなんだと思いますよ。原文を読むのもオツですが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2巻目!
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訳者の「しおり」にもある通り、読み応え十分、小説として面白い「葵」「賢木」が収められた巻です。
うん、面白かった。恋愛だけでなく政治的ドラマとしても読めます。特に、巻三からの須磨行きの複線、序章としても読めるかな??
ともあれ六条の御息所が葵上を取り殺したり、その喪中に源氏は若紫と新枕を共にしたり、はたまた朧月夜との逢瀬を彼女の父に見つかってみたりと、なんていうかやりたい放題でしたね。
希代のプレイボーイぶりが炸裂しつつも、ようよう大人めいてくる途中といった感じでしょうか。 -
恩師が瀬戸内寂聴の源氏物語はいい!読め!とおっしゃったので手に取ってみた。源氏の君の浮気っぷりが腹ただしいやら爽快やら。目指せ全巻読破!
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「葵」など様々な事件が起こる2巻。
葵上の出産のシーンは迫力もあって、引き込まれるように描かれていると思う。