- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062756839
感想・レビュー・書評
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独特のワールド。舞城にしては大人しい。
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ファンタジー
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うーんやっぱ熊の場所とか土か煙か食い物の方が好きだなー。
「ほよ?」って感じ…
ヒトボンはちょっと体験してみたくもある。 -
<僕の首の後ろにも、他人よりもちょっと濃いめの産毛が生まれたときから生えていて、これが物心ついたころから僕の抱えた爆弾だったのだけれど、十三歳になってすぐのある晩、自分の鎖骨をこすっていて、そこにいつもとは違う感触を感じてうつむいて、首元に赤くて長くてコリコリと固い明らかな鬣の発芽を確かめたとき、それまでは祖父と父と同じように背中に負ぶっているつもりだった爆弾が、気づけば僕だけ胸の上にも置かれていたと知ってショックで、その上さらにその導火線にとうとう火が点けられたのを実感して、僕は絶望した。―福井県・西暁の中学生、獅見朋成雄から立ち上がる神話的世界。ついに王太郎がその真価を顕し始めた。ゼロ年代デビュー、「ゼロの波の新人」の第一走者が放つ、これぞ最強の純文学。>
現実と薄い膜で隔てられた(というような)異世界の話なので、疲れたときなんかにいいと思う。おもしろかった。 -
読書中
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舞城さんの作品を初めて読んだのがこれ。
すぐに独特のありえん世界にはまった感あり。
グルーヴ感と冷めた感のバランスがよいね。 -
なんだか平和な感じです。いや、これも結構なことをやっていらっしゃるから、平和というのは危ない気もしなくもないのですが、やっぱり「煙か土か食い物」とか「九十九十九」と比べるとのほほんとしてます、舞城さんの中では。それでも十分面白いですよ!一気に読んでしまう。私も一日で読みました。やっぱり舞城さん素敵。
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もう舞城世界についていけない(涙)。
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こんなところにも擬音師匠!
しゅきりじゃしん しゃ がしお
しゅきりじゃしん しゃ がしお
キャラクターが全員憎めない感じ。
モヒ寛とか濡暗樹とか名前もかわええ〜
すごく爽やかだった。サワヤカ!