源氏物語 巻五 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062757379

感想・レビュー・書評

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  • 2007年6月3日購入。
    2009年8月11日読了。

  • メインは、昔、源氏と逢引中に「物の怪」にとりつかれて死んでしまった夕顔の娘、玉鬘(父親は源氏ではなく、内大臣という人)。行方不明だったのを源氏が見つけ、父親として引きとるも彼女に恋をしてしまい、でも、父親だと公言したので手は出せない、とかいうぐちゃぐちゃした話がずっと続いて少し飽きるかも。こんなに玉鬘が源氏物語のなかで大きな位置を占めるとは知らなかった。結局、玉鬘を強引に奪った男は、奥さんが実家に帰ってしまい、とか人間関係もけっこうごちゃごちゃ。で、当の玉鬘は源氏にうんざりしていて。源氏に言い寄られる女たちって、意外と、最初からすごく源氏が好き、っていう人はいないような。この時代、女は相手を自分で選ぶことはできなかったわけだけど。この巻では、書道や香道、文学というか物語というものについてあれこれ語られるのもおもしろかった。どういう書がいいとか、香物を調合するとか、物語を選んで写させるとか。

  • 夕霧よかったね!夕霧と雲居の雁の姫が一番好きかも。玉鬘の姫は急展開すぎてついていけないwあと真木柱が好きです。

  • 栄華の絶頂!
    そしていよいよ若菜の巻に…

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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