θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2996
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760072

作品紹介・あらすじ

25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θという文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する。

感想・レビュー・書評

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  • https://www.ne.jp/asahi/beat/non/mori/myst/indexjpeg/G1.html


    反町愛の名古屋弁。
    お世話になった母堂は、こういう名古屋弁をお使いでした。
    で、女の子なのに、僕、と言う、反町愛。ニックネームはラヴちゃん。研修医。
    これは2005年作。
    犀川が、電子レンジのターンテーブルが回転して中のコーヒーカップの取手が良い位置で止まる機能を欲しがっている、とか言ってるけど、もう一度コーヒー淹れなおしたら、あるいは、もう、現在2023年ちょっと前から電子レンジの中のターンテーブルはなくなり、回転などそもそもターンテーブルないので、。便利になったものだ。
    国枝桃子もスタートを履かない、長身痩躯ださそうだ。
    ところで、このGシリーズの最後の作品はいつ刊行されるのか。

    theta θ
    ”葉っぱは見られ、鳥は死なない。”

    海月及介。誰の息子? テロリスト? スパイ?

    p211
    "エレベータのボタンには指紋を付けないように注意して、持っていた携帯電話のアンテナで押した。”
    スマートフォン、アンテナはない。

    犀川、メガネ、かけている。

    ここの建物にいた集団? 真賀田四季?

    保呂草。
    https://www.text-hack.com/2021/05/mori-series.html

  • 前も清涼院流水が解説書いてなかったっけ?森博嗣への愛が重い、と思った記憶が。
    わたしのブクログの著者登録数だって、森博嗣が圧倒的1位ですけど。なんて張り合ってみる。

    2位は司馬遼太郎、3位が江國香織で、多作の作家に並んで3位の江國香織の順位が高すぎる、出してる本ほとんど読んでいるのではないか、という気もする。
    本当は、読むのが遅いから特定の作者の本をほとんど読んでるなんてできてないけれど。これからもゆっくり読むから大丈夫。

  • とても面白かった。
    反町愛が登場した意味が良くわかった。

    でも、タイトルは先につながるみたいだけれど、今回の事件には直接関係ないなぁ、、、。

  • Gシリーズ2作目。1作目の方が好きだったが、サクサク読めて面白かった。

    • ダチョウ伯爵さん
      ちなみに、モリヒロの第一作目はなんだったんですか?
      ちなみに、モリヒロの第一作目はなんだったんですか?
      2023/06/19
  • 今回は殺人事件感が無く、だいぶ難しかった。おいおい本当かよ、って推理。しかし、そう考えれば不思議な点は無い、っていう推測なだけで事実ではないのかもしれない。そういうもやっとしたのを楽しめるかどうか。

  • G2

    最初からよくわからない、混乱する事件だった。
    自殺か他殺か、宗教か…解答に余白があるところが好き。だけど魅力がないキャラが多すぎるなあ

  • Gシリーズ2作目。
    216ページからの萌絵ちゃんと犀川先生の会話よすぎてにやにやしちゃった。 他シリーズで見た名前も出てきてどんな感じになっていくのか楽しみです。

  • 森博嗣著の作品には、覚えておきたいなと強く感じる言葉が出てくることがあります。

    多読への意識や読了した本は売ってしまうことが多いため、覚えられているわけではありませんが、読んだ瞬間強く残るものがあります。

  • 220306*読了
    今回も不思議で素敵でした。
    反町愛ちゃんがよく登場したので、今まで以上に彼女のことが知れて、よきかなよきかな。
    シータは謎めいていたし、連続自殺もはっきりと謎が解決していないのに終わってしまって、森博嗣さんといえばこうだよね、とは思いつつも、なぜなのでしょうか?と?マークを残したまま、本を閉じたのでした。
    自殺は本人には理由があったのだろうけれど、明確ではないし言葉で説明できるものでもないのかもしれない。その時、飛び降りたかった。飛び降りてしまった。それだけ。
    犯人の口から殺人の理由が語られることもなく、あくまでも犀川先生、海月くんの憶測が語られるのみ。
    それが虚構の小説なのだけれど、リアルを感じさせてくれる。
    Gシリーズもおもしろい。次々と読み進めたくなります。

  • 25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θという文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する!

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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