- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062762007
感想・レビュー・書評
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辻村深月作品ではお馴染みの細かい心理描写はもちろん魅力的ですが、それ以上にドラえもんの秘密道具に絡めた展開と伏線回収が素晴らしい!文句なしの傑作だと思います。
藤子・F・不二雄のSF論にならい、自らのことを「少し不在」と表現する主人公。そのなんでも見透かしたかのような振る舞いと、周囲を小馬鹿にする様子があまりに痛々しく、読む手が止まりそうになる場面もあったのですが、終盤、自分を愛し支えてくれていた周囲の存在の尊さに気づき、再起していく流れが本当に良かったですね。読んでる手が震えました。そして、ラストの藤子不二雄の作品のようなSF(少し不思議な)展開の素晴らしさたるや!若干の唐突さは感じつつも、これまでのドラえもんに絡めたストーリーを思えばスッと腑に落ち、気持ちのいい読了感を味わえました。
あー、本当に最高!今、無性にドラえもんを読み返したいです。
明日ドラえもん買おうかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「別所あきら」の存在がこの作品をすごく面白くしてるように感じた。
いろんなキャラとの対比関係に位置していて、なおかつ作中で1番達観しているから彼が出てくると読んでいて安定感があった。 -
響いた
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最後の結末がびっくりで、すごく面白かった。若尾のヤバさがよく分かって、若尾が次どんな行動をするのかドキドキしながら見ていた。
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読んだ後にBUMP OF CHICKENの『HAPPY』を聴いてほしい、、それすぎる
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藤子先生がSFをsukoshi fushigiな物語。と言った事が印象に残った。スラスラ読めて心あったまる晴々させてくれる作品でした。
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とても良かった。1章ずつ大事に読みました。自分だけの神様がいることは、とても良いことだと思う。少し、不思議な物語。
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感動。
ドラえもん好きにはたまらない。
想像していなかった展開と、また読み直したくなる結末だった。
最後のひみつ道具の効果が泣ける。-
2024/03/11
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