私的生活 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767767

感想・レビュー・書評

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  • お金持ちと結婚して贅沢でラブラブな結婚生活を3年送り、その後少しずつ性格の不一致に気づいていき最後は我慢の限界に…少し退屈ぎみでしたが、私としてはうらやましく感じた話でした笑

  • これは何かの続編だったのですね。

    読んでいる最中、もう剛の俗物さ加減や、自分勝手なところがたまらなく嫌で、なんという気持ち悪い男だ、としか思えませんでした。

    マンション見せられて結婚すると言った乃里子もダメだけど、自分は好き勝手するくせに、妻が昔の友達と会うことにいい顔しなかったり、浮気してるの棚に上げてヤキモチ妬いたり。
    ましてや暴力ふるった過去がある!?
    あり得ない。


    あまり楽しい気分で読める話ではありませんでした。
    でも、その後の乃里子の続編があるのかな?
    そっちは読んでみたいかも。

    田辺さんのお話しなので、やっぱり文章はステキ。
    時々こっちへ語りかけているような、乃里子のひとり言のような。だけどどうしても剛がダメ…。

  • 少なくとも20代前半の女子が読む話ではなかった。

著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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