指し手の顔(下) 脳男2 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768016

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  • 脳男の続編。

    精神科の患者が、次々と犯罪を起こす。
    それは偶然なのか、故意なのか。
    その背景を調べるため、茶屋刑事と精神科医鷲谷が動き出す。
    脳男・鈴木一郎はどう絡んでいるのか。


    鈴木さんが裏方過ぎて、ちょっと寂しかった。
    そして前作以上にえぐい部分が多くてつらかった。

    真梨子先生は立ち直れるかなあ。

  • 話としてはおもしろい感じはしたが、全体的にはもう一声、と言う感じ。
    潘氏は鈴木一郎をどうしたかったのか、がよくわからない。
    みんな死んでしまうのもありだが、死なせない終わり方はなかったのだろうか。

  • もう少し、鈴木一郎の登場があって欲しかった。これまだ終わってませんよね。脳男Ⅲ待ってます!

  • 気持ち悪いだけで、こんな人いるのかねみたいな登場人物が多く、今ひとつの読後感。

  • イブの最期がわりとあっさり。もう少し内面を掘り下げて欲しがった。
    脳男Ⅱにしては鈴木一郎の印象が薄すぎる気も。

  • 複雑に絡み合った糸が解きほぐされた後に残された、大きな疑問。惹きつけられて一気に読み切った。

  • 推理小説と思わせて,その実精神病に関するテーマが通底する.読ませる.

  • 上巻で蒔いた種が下巻で実を結ぶというか、バラバラだった情報が一気に集約されていく。
    読むのを中断したくない感じ。

    まだ続くような終わり方だったけど、
    どうなんでしょうか…

  • 中盤以降にある「〜〜ブラジャーは黒だ〜〜」って文書、必要あるの( ? _ ? )

  • ストーリーよりも、残酷なシーンが頭に残る…、たくさん血が流れるものが苦手な方には不向きかと。

    キリスト教や精神疾患に取材したエピソードが散りばめられて、そこには魅力を感じるのですが。

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著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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