指し手の顔(下) 脳男2 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768016

感想・レビュー・書評

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  • 上巻は、「あ〜日本人の癖に聖書ネタに、それもベタいところに手を出して〜下手なハリウッドもんみたいになるのか〜、やっぱ賞を取った本の続編はダメになっちゃうのね・・・ところで表題の鈴木さんは一体いつ出るのかしら〜」と思いながら読んでたけど、下巻途中からあれよあれよと話がすすみ結果後半一機読みしたので★×5にしてみた。
    場面が飛び飛びで登場人物も横文字の人が増えてるから、名前頭に叩き込みながら読まないと(個人的に横文字覚えるの苦手なので・・・)あとでアレッてなるかも。

    2012年10月現在、1冊目「脳男」が生田斗馬主演で2013年の映画公開が決まってますけど、1冊目なら「生田斗馬、あ〜悪くないかも〜」って感じでしたが、この2冊目は生田斗馬はちょっと難しいかなな。そして今ついでに茶屋が誰か見たけど・・・それはちゃうっっ!!

  • 鈴木一郎が、一連の連続殺人犯ではないかと、騒がれだし・・・
    オチは思った通りの展開。そして、またまた次回へ続く的なエンディング。
    とはいえ、精神医学やそれに対する考え方は、しっかり描かれているように感じた。

  • 今まで脳男に対して好印象を持っていたヒロイン的登場人物が、ラストで憎き敵とみなすシーンは面白かった。が、感情を反転させる程の理由がストーリーの中で表現されてるには弱い気がする。展開としては面白いんですが、どこか納得できない、そんなフワッとした気持ちです。

  • ほぼ一気読みに近いのめり込みかただった。
    前作に比べて、脳男=鈴木一郎の表立った動きが減ったように思うが、それでもサスペンスに満ちたストーリー運びは色褪せていない。
    意味深なラストシーンでもあり、続編の刊行を期待したい。

  • 江戸川乱歩賞受賞作「脳男」の続編。前半はテンポ良く、読めて、先が気になったのだが、後編に入ってからは、犯人たちの過去を語るために必要なのか、精神科論が多くなってしまい、物語自体がスピードダウンした感じ。
    あれだけ完璧な連続殺人犯が、後半はあっさり姿を晒し、強引にラストに持っていった感が強く、結局、★3つ。

  • 面白かった。本当に先が読みたくて読みたくて、
    着陸点に何が待っているのか、気になって気になって…。

    でも、着陸点は霧の中だったなあ…。
    脳男Ⅲに大いなる期待。

    鈴木一郎の真実を!

  • 連続爆破事件の共犯者という疑惑が残る鈴木一郎が連続殺人犯だというスクープが地元紙に載る。かつて精神鑑定を担当した真梨子に注目が集まる中、警察捜査の裏をかくように行動する鈴木一郎。残虐行為を繰り返す美貌の殺人者とは何者なのか?乱歩賞受賞作『脳男』から7年、更なる問題作が満を持して登場。

  • 2010/11/14 Amazonより届く。
    2019/5/17〜5/18

    久しぶりに見られる読んだ脳男シリーズであるが、面白かった。が、色々、後始末が中途半端な感じはある。最後も続編を期待させるような終わり方だが、調べたところ、出ていない感じ。是非スリーを。

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著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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