キラレ×キラレ CUTTHROAT (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769037

感想・レビュー・書評

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  • 森さんのXシリーズ2冊目。
    前作より小川さんがかなり活躍してたのは良かったかな。かなり真鍋くんや鷹知さんのおかげだけど。
    自分もあんまり考えずにミステリー読むタイプなので小川さんが関心してるタイミングで、そっかあ!となったりして楽しかった。
    全体的に会話文も含め淡々と進む文章で、最後の方にピリッとしたシーンがあるんだけど、読みやすくてサクサクいけた感じ。

  • 個人的にこうしたライトなテーマのものが苦手なんだと思います。別なシリーズに挑戦しよう。

  • 232・233ページが良かった。

  • きられきられ

    きれいにきられ・・・

    ながれながれて

    まっかっか・・・

    第一章:不愉快な繰り返し

    第二章:不連続な繰り返し

    第三章:不条理な繰り返し

    第四章:不用意な繰り返し

    第五章:不思議な繰り返し

    キーワードメモ(事件にあまり関係なし)。

    高潔敬虔なる向上心

    偶然に会うということに・・・価値があるような

    李下に冠を正さずって言うでしょう

    人間は・・・二元的な存在であるという真理

    昼間に起きている人

    きっと迷宮入りですよ

    次の事件を待つしかない

    準備されると見えるものも見えなくなる

    何を問うのか、ということが、・・・大切な能力だ

    自分のことを話したがらない

    綿密に計算し・・・

    たいていの現場に残るもの

    地獄の悪霊がわたしの心に目をさまし

    薬に支えられて生きている

    悩むこと、その時間を請け負っている

    情報はある程度分散したほうが・・・

    耳で聞いたことは、単なる情報であって・・・

    自覚さえあれば大丈夫

    不安を抱くことが既にストレス

    行動原理は常に欲求を満たすため

    人間の生命の機能を横領する・・・

    自分の思い込みに気をつけろ

    自分の心の中で、浮いている部分があるのだ

    檻のなかに閉じ込められていたわたしの悪魔は・・・

    社会ではそれほど認知されていなかった


    人の思い込みと欲求は屈折し

    想定できない事態が簡単に生じてしまう

    人は一人で思った以上のことができてしまう

  • どんどん軽くなっていくなぁ・・・

  • 小川令子は森作品の中で一番感情移入しやすいキャラクタかもしれん。
    椙田、鷹知、真鍋それぞれとの会話が楽しそうでいいなあ。森作品でこんなきゅんきゅんするとは…。すごく女性向けのシリーズのような気がするんだがどうだろう。

  • (僕が思う)森さんらしい部分とらしくない部分両方楽しめてよかった。

  • そんなに自慢げに言われると、三つ入りの枝豆に二つしか入っていなかったときくらい、ほんの少し腹が立つ。

  • 探偵事務所が、切り裂き魔の濡れ衣をはらしてほしいという依頼を受けるお話。
    理系のネタがなくてわかりやすくサクサク読めた。

  • 真鍋の現代っ子(?)ぽい言葉の引っかかりがおもしろい。
    小川は少し鈍いのかな。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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