家族写真 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062930826

感想・レビュー・書評

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  • 2015/8/6読了

  • 初めての作家さんだったので少し不安もあったけど、面白かった!
    家族の中のお父さん目線で話が進んでいくのが興味深く、父親というのはこういうものなのかなぁと楽しかった。
    特に、娘の彼氏が挨拶に来るところは好き。
    他の作品を是非、読みたい。
    H27.7.24~7.29読了。

  • 7/10 スタッフ矢部より

  • 家族の話の短篇集。
    男はいつかハゲるしデブる,そんな哀愁を肯定してくれる荻原浩はオッサンの味方。
    波平の話と,デブの話が特に良かった。

  • 前に読んだ事がある様な、、、?
    家族の悲喜、色々、、、、
    昔は、人生60年の様な時代だったけど、今は、100歳の長寿が、沢山いる時代になってしまった。
    サザエさんのお父さん波平さんが54歳の設定で、描かれ、サザエさんが24歳の家族構成。
    今、長生きをしていると、いろんな出来事に遭遇する。
    まして、今は、パソコンで、何でも調べられるようになってしまったし、給料は、振り込みになり、親の威厳も何もなくなってしまった。
    子供とも、個人対個人の付き合いで、成人もしくは、学校を出てしまうと、縁が遠くなってしまう。
    親と子のつながりも、20年あまりである。
    荻原ワールドのほっこりした短編小説に、何かほっこりした気持ちになってしまった。

  • 7つの短編集。さまざまな家族のお話。隣の芝生は青いけれど、自分の人生は自分のもの。歩んできた道のりに満足はしていなくても、まぎれもなく自分と家族の人生。そんなことをほっこり感じさせてくれる作品集でした。

  • 歳とったな...こういう話にじわっときてしまうね...

  • クスリと笑える箇所が数ヶ所。

    「肉村さん」は、以前うちの次女がウッチャンのことを「肉村」と読んでいたので懐かしかった(笑)

    一番好きなのは「しりとりの、り」。
    会話だけで話が進んでいって、だんだんいろんなことが明らかになって。
    おもしろかったです。

  • 短編集。オススメは、はじめの1話のみ。後はいちばん最後かな。

  • 表題作が1番でした。もっと笑わすとかほのぼのさせるとかできたかも。奥田英朗さんや重松清さんだったらどんな風に書いてただろうね。

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著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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