レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 200
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940214

感想・レビュー・書評

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  • 篠田さんの新シリーズ。まだまだ序盤で登場人物のお目見えのようですね。
    主人公の未亡人ヴィタを守るように、美貌の有能メイドのシレーヌ、訳あり執事のディーン、その他個性的な屋敷の使用人たち。この人たちがどうしてヴィタに心酔し守ろうとしているのか、その背景が気になります。

  • 【収録作品】第一章 チェルシーの妖精女王/第二章 消えたダイヤモンド/第三章 お向かいは謎だらけ/第四章 見えないファントム・レディ/第五章 我が主に仇なす者は/第六章 ロイヤル・アルバート・ホールの悪意/第七章 地獄の火倶楽部再臨/エピローグ/ロンドンへ!

  • ショートエピソードが3つほど。後ろにいくほど面白くなったが、最初のエピソードは要るのかな?

  • ヴィクトリア奥様は当時としては先進的な一風変わった人だけど、バンバン謎を解く探偵役って訳でもないのね。それよりメイドのシレーヌや執事のディーンが何やら謎めいていて魅力的。内容は上流階級の優雅なミステリーと言うより、ドロドロしたお家騒動に秘密結社が絡んでるみたいな?

  • 後書きにあった参考図書、わたしの本棚にも全部あります。だから世界観はどんぴしゃだったのだけど…話が迷走してるような気がしなくもなく。それぞれの章の事件(といっていいのか)のつながりがいまひとつわからない。
    お気に入りはミス・アリス。かわいい。

  • ああいう雰囲気、篠田先生は本当にうまいなぁ。
    19世紀のロンドン。
    アメリカからきたヴィタ。
    しかも、謎解きまでと思ったら、謎は侍女シレーヌが名探偵?
    執事のディーンも、不思議な存在。

    お隣さんのアリスお嬢様が、自由闊達で素敵。
    まだまだ、いろんな問題が残っているし、シリーズ化だよね?
    楽しみ。

  • 篠田真由美の新シリーズ。
    かなり若い読者を意識しているな、というのが一読した印象だった。著者の既存のシリーズも、割と若い読者が多いと勝手に思っているが、その中でも一際若い気がする。
    登場人物の造形や人間関係は、これまで既存のシリーズを読んでいた読者なら、『篠田真由美っぽさ』を感じ取れると思う。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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