もっけ(勿怪) 1 アフタヌーンKC

著者 :
  • 講談社
3.77
  • (80)
  • (90)
  • (152)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 686
感想 : 61
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063142976

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 妖怪の姿を見ることができる姉と、妖怪に取り付かれやすい妹(姿を見ることはできない)の話。
     妖怪話ではあるけれど、話はすごいリアル。
     めっちゃ現実的でおもしろすぎ。
    “現実”に感じる点は、妖怪が出てきても“あ、そう。また出たんだ”ってな感じの、ほのぼのとした風景だからなのかな。
    “見える”からって、何か特別な存在じゃなくて、それも普通の人として描かれているとこが魅力なんです。
     出てくる妖怪には悪いやつはいなくて、安心して読めるのもいいとこ。
     悪さをするからやっつける系っていうのは、ありきたりじゃん。
     こんな世界に住みたいです。

  • いやいや凄い!妖怪好きにはたまらんマンガです。妖怪もいい絵で書かれてます。目に見えないものを畏怖する気持ち大事ですね。

  • 昔は自然界のいたるところに精霊がいて、人はそれを畏怖し、そして敬ってきた。
    科学の発達は不可思議なものを否定するが、昔の素朴な考え方は自然を大切にし、それは自分を守ることになっていたのではないだろうか。

  • 最近横行しつつある萌えとかいう傾向。そんな中しっかりとした資料と文献の読み込みから現代妖怪マンガが生まれた。さぁ、みんなで遠野物語読み返そうぜ!3巻まで発売中。

  • 妖怪退治とかそんなんではない、見える姉と憑かれやすい妹の日常話

全61件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1974年、栃木県生まれ。漫画家。
1996年、アフタヌーン四季賞秋のコンテスト入賞。
2000年、「アフタヌーンシーズン増刊」に掲載された妖怪漫画『もっけ』でデビュー。
『もっけ』は、2003年3月号から掲載誌を「アフタヌーン」に移し、2007年にはTVアニメ化されている。
2010年から2012年まで「アフタヌーン」誌上で『ネクログ』を連載。

「2019年 『十二人の死にたい子どもたち(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

熊倉隆敏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×