特上カバチ!!-カバチタレ!2-(17) (モーニング KC)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063727999

感想・レビュー・書評

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  • 経営者たる者。

  • 父子家庭で、お父さんが雇用不安な物語。

    自分も幼い娘の手を引いて歩きながら、よく不安に襲われる。だから、この巻は涙無くしては読めなかった。

    学んだこと。
    ・疾病、出産、災害などの場合、給料の前借りができる(労働基準法25条、施行規則9条)
    ・民法の賃貸借契約における信頼関係理論
    ・警察署への上申書
    ・契約社員の場合も自動更新が暗黙の了解となっていた場合、正社員と同じように、解雇には正当な理由が必要
    ・リストラには、1.業務上リストラをする必要があること、2.会社がリストラ回避の措置をとったこと、3.客観的に公平な人選と分かる基準を作ったこと、の3条件が必要。

  • 企業内で独立してやっていくぐらいの心構えがないと、きょうび会社から必要な人間としてみてもらえんですで?
    あんた、理屈は知っとるようで、現実は知らんようじゃな。

  • これはテレビ化でも取り上げた題材ですね。
    幼児を抱える契約社員が給料が少なく、家賃が払えず家を追い出される。子どもはインフルエンザで熱、さらに契約社員の契約も切ると言われてしまう。
    それは法律的にはどんな問題があるかという話になる。ここまで介入すると手数料が発生してるはずだがそれはどうなっているのやら。

    前半の1000円がなくて動きがとれなくなるあたりのリアリティが身につまされる。この切々とした語り口はこのコミック特有のものでそれはドラマ化では消えてしまいますね。

    『正社員か契約社員かなんてそんなものは会社からみた区別にすぎません。正社員も契約社員も労働者です。』

  • 突然クビになった契約社員の話。
    こうやってどんどん落ちてしまう人が
    たくさんいるんだろうなぁ。怖い社会。

    2009.12定価購入  /  2009.12.30読了

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著者プロフィール

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。1996年に、従兄弟・田島隆の紹介により、青木雄二氏と出会い、大阪に出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。1998年、処女作『五番街』で「ヤングマガジン」のちばてつや賞入賞。1999年より「モーニング」にて『カバチタレ!』、2005年より同誌にて『特上カバチ!!』、2001年より「イブニング」にて『極悪がんぼ』を連載。2009年9月より『激昂(ブチギレ)がんぼ』を連載。2013年5月より『カバチ!!!』の連載を開始した。大阪府大阪市在住。

「2021年 『カバチ!!!-カバチタレ!3-(39)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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