ごはんの時間割(2)<完> (KCx)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063807516

作品紹介・あらすじ

ここ、金時学園高校の生徒たちには
“おもてなしメール”と呼ばれる怪メールが届く。
その内容は、暗号めいた文章で書かれた季節の料理。
そのメールが届いた生徒は、それぞれの思いを込めて
気になっている“あの人”に料理をおもてなししていく。

友情・恋愛・料理・ミステリーありの学園青春グルメ作品、完結巻!
もてなされる側を加藤千恵先生がショートストーリー&短歌で、もてなす側をオカヤイヅミ先生が漫画で描きます。

ここ、金時学園高校の生徒たちには“おもてなしメール”と呼ばれる怪メールが届く。その内容は、暗号めいた文章で書かれた季節の料理。そのメールが届いた生徒は、それぞれの思いを込めて気になっている“あの人”に料理をおもてなししていく。友情・恋愛・料理・ミステリーありの学園青春グルメ作品、完結巻! もてなされる側を加藤千恵先生がショートストーリー&短歌で、もてなす側をオカヤイヅミ先生が漫画で描きます。

感想・レビュー・書評

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  • 謎に送られてくる商店街のお得情報。それにのっかって、友情が一歩進んだり、双子の関係が変化したり、追いかける孤独な新聞部員がいたり。ほんとは校長先生のしわざなんでしょ、とうすうす見当がついても、あえて謎のまま残しておく、学園生活にすこしぐらい謎があってもいいじゃない、と。クールそうに見えた友達が実は熱いものをかかえていたり、いつまでも同じ趣味同じ考えでいたと思った相手が、ここではないどこか遠くへと飛び出していきたいと夢見ていることを知ったり。友達になってください、から始まったふたりが、また友達になってくださいで始まる、大きな円環で連作短編はぐるりとしめくくられ。漫画、ショートストーリー、短歌、後日譚で、同じできごとが複数の視線から語られるのを味わいつつ。これで完結は惜しい気もするけれど、ちょうどいいことなのかもと思いつつ。

  • ②の一つ目の話が良かった。加藤千恵のところ。

    加藤千恵は嫌な印象はない、と①の感想で書いたけど、積極的に読んでみようという気にもならない。

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著者プロフィール

1983年、北海道生まれ。歌人・小説家。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。2009年、『ハニー ビター ハニー』で小説家としてデビュー。その他、詩やエッセイなど様々な分野で活躍。著書に『あかねさす――新古今恋物語』『真夜中の果物』『こぼれ落ちて季節は』『この街でわたしたちは』『消えていく日に』『そして旅にいる』『マッチング!』などがある。

「2023年 『この場所であなたの名前を呼んだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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