にこたま(5) <完> (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 539
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871838

感想・レビュー・書評

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  • ちゃんと、各々、相手に伝えるべき事を伝えてて、行動してる登場人物たちは、やっぱり大人だと思う。台詞は言葉を選んで描いてるなー、と思った。だから、映像化しやすいと思うし、もし映画化されたらみてみたいな。

  • 思わぬ綺麗な形で終わりましたね!
    でもなんだかすごく自然に、心の変化についていけた気もします。現実はこんなにうまくはいかないんでしょうし、登場人物の心の葛藤も、作者でさえ描き切れない気もするけど、でも、このテーマでここまで描ききったペコさんに感服!(偉そうw) 次の作品も楽しみ〜〜!

  • シリーズ全体に★★★★☆。
    にこたま、という平仮名のゆるいタイトルと表紙のゆるーいカップルとは真逆のニュアンスのドロドロ感。
    ドロドロというかなんかリアル。
    アラサー、長く付き合ったカップル、不倫、結婚、不妊、、
    キーワードとか、選択支とか。

    幸い自分とガチ被りな状況はないけど、もー、うって、お腹にずしんってくる。

    自分じゃなくてほんとによかった。
    自分の身近なひとの出来事でなくてほんとによかった。

    あっちゃんの幸せを願う。

  • 待ちに待った最終巻。
    あっちゃんとお蕎麦屋さんが結ばれないであろうことも、あっちゃんとコーヘーが結ばれることも、何となく分かっていた。
    でも、そこまでの過程は、想像していたよりも、はるかに少女マンガを越えて、現実味に溢れたものでした。

    でも、最後にあっちゃんが幸せそうに笑ってて、不覚にもウルッと。。。

  • 最後まで主人公の女性の思考が、私にはわからなかった。何か見たことのない生き物をみているような。それはオーバーか。

    ただ、非常に自分を顧みる内容でもあったので、読んで本当に良かった。

    夢も希望もない話とそのラスト。だが、私も生きているのは、夢の中でも、単純な希望だけでもなく、目の前の現実なんだったな、と思わせてくれた。元来大甘な私には良い本だった。

    個人的には発刊のペースが緩やかで助かった。

  • 1巻を読みおえたときのドキドキは持続してないのに、不思議とキタ。表紙がステキ。

  • 意外な結末

著者プロフィール

北海道出身。
2004年「ヤングユー」から『透明少女』でデビュー。その後「コーラス」や「エロティクス・エフ」など女性コミック誌を中心に連載。代表作に『東京膜』『ラウンダバウト』など。
今作が青年誌初連載!

「2013年 『にこたま(5) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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