作品紹介・あらすじ
キミは、誰にホントに必要とされてる? 舞台はSNS! 賭けるはツナガリ! 新世紀型デスゲーム始動!! 衝撃と興奮の「頭脳バトルコンペ」受賞作!!
『SNS鬼ごっこ』終了まで残り27時間──。忍び寄る“鬼”の手をかいくぐり、再び集結したユウマ達。だが、DQNマーブルの手に掛かり、キリカが死亡した。それでも、「リアアカ」をブッ壊すと宣言したユウマは反攻に転じ、“DQNマーブル狩り”から戦端を開く! 現出する地獄絵図。露呈する謀略のからくり……。そして、敵地最深部で彼らは恐るべき真相に行き当たる!!!
感想・レビュー・書評
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遂に明らかになる「リアルアカウント」の世界の真実!
(ネタバレあり)
他人のことなんてどうでも良いとか言いながら、小説ステマ女子やキリカちゃんを殺されて、キレてDQNマーブル狩りを始めるユウマ。
熱いところは変わってないんだねえ。
なんとDQNマーブルは今までのプレイヤーで、その中に「向井ユウマ」の死体もあった。
ミズキが死体欲しがって笑ったw
遂にあやめがユウマへの恋心をみとめる。
死ぬと覚悟したときもユウマに文句を言わないあやめとミズキ、本物の仲間だね。
そして、リアアカワールドは、実は現実世界の話だったというオチ!
確かにびっくりだけど、違和感も強烈。
悪いいねゲームでマーブルの手伸びてた気がするし、死体処理はチビマーブルがしていたはず。
また、既読スルー撲滅運動では、所構わず突然宙に鎖が出現して、首吊り死体になってたけど、現実世界だったらあり得ないのでは?
大炎上祭だって、燃料が急に宙に浮いて出現してたし、スマホシャッフルとかどうやってやってたの?
最初からこのオチを考えていたのなら、もうちょっと丁寧に伏線をはっておくべき。
このオチは途中で考えたのではないかと思ってしまう。
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リアアカ内の真実や、ユウマのお葬式の写真の謎などが割りと明らかに。
現実世界だったのなら、CAPして死んだ人たちの生き返りは絶望的。
チホちゃんも無事でいてほしいけど無理だろうな…。
ミツルはどこに行ったのかな。
著者プロフィール
出身:愛媛県、血液型:B型、デビュー:『学舎オーバードライヴ』(マガジンSPECIAL 2004年No.7)、受賞歴:第72回新人漫画賞・入選受賞、作品:『イロコイ』(マガジンSPECIAL 2005年No.2~No.6) 、マガジンKC『CHIMES』全5巻、『この彼女はフィクションです。』全4巻。
「2014年 『リアルアカウント(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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